広報スタッフ日記

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法学部政策科学科楢原ゼミが東川町視察に行ってきました!

法学部政策科学科の楢原ゼミでは、政策実践プロジェクトの一環として11月25日から29日の5日間、人口約8,600人の北海道上川郡東川町に視察に行きました。
東川町は「写真の町」を掲げ、早くから文化によるまちづくりを行ってきた自治体でもあります。
今回の視察は、「北海道全体で人口減少が進むなか、東川町がどのようにして人口を微増させ、過疎でも過密でもない『適疎』を実現しているのか」、
また「なぜ東川町に移住者が集まるのか」を探ることを目的として行いました。
①ヨシノリコーヒー.jpeg                       ヨシノリコーヒー 轡田さんと

 今回の視察では、東川町で起業した移住者の方、地域おこし協力隊や地域活性化起業人の制度を利用して東川町に移住した方、町立日本語学校の職員や留学生の方など、合計で13人の方へ聞き取り調査を行いました。旭川市から移住して東川町で喫茶店を営んでいるヨシノリコーヒーさんや、イギリスから移住し、同じく喫茶店を営んでいるロースターコースターさんにお話を伺うことができました。
聞き取り調査では、東川町に住むことになったきっかけや、東川町の魅力について伺いました。「空港が近く、東京へのアクセスがいい」「都市機能を有する旭川市が近い」というように、田舎的な生活を実現することができながら都市へのアクセスもいいことや、「住民や行政に移住者を受け入れるオープンさがある」「失敗を恐れず、やりたいことに挑戦させてくれる懐の広さがある」といった面に東川町の魅力があるようでした。
②ロースターコースター.jpeg                      喫茶店「ロースターコースター」
③三千櫻酒造.jpeg                        公設民営でつくられた「三千櫻酒造」

また、東川町職員の柳澤奨一郎氏から東川町のまちづくりについて説明していただき、事前に準備していた質問への回答もいただきました。写真の町としてのまちづくりやひがしかわ株主制度(ふるさと納税)など、関係人口を増やす取り組みについて学ぶことができました。
他にも、複合施設「せんとぴゅあ」や「そらいろ」、東川小学校などの町内の施設や、東川町の公設民営型酒造である「三千櫻酒造」を見学し、東川町のまちづくりや産業について実際に足を運びながら学びました。

④東川町役場.jpeg                            東川町役場
⑤旭岳の山並み.jpeg                            旭岳の山並み
⑥せんとぴゅあ.jpeg                       複合文化交流施設「せんとぴゅあ」

今回の視察では、実際に現地を訪れ、お話を伺うことで、町の雰囲気を感じながら、東川町の人口が微増している理由や移住者を集める東川町の魅力に迫ることができました。
⑦柳澤氏&楢原ゼミ生.jpeg                     柳澤氏と楢原ゼミ一同(東川町役場内にて)

⑧雪木.jpeg
⑨一面雪.jpeg
⑩山雪.jpeg                            東川町の景色

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