外国語学部

課程

教育課程は、基盤教育科目及び専門教育科目によって編成されています。基盤教育科目には教養教育科目及び外国語教育科目を置いています。専門教育科目は必修科目と選択科目に分かれ、前者は専攻外国語科目、基礎教育科目及び演習科目から成り、後者は専門科目、関連科目及び実践科目から成っています。

1.基盤教育科目(32単位)

(1)教養教育科目

「地域科目」「環境科目」「世界(地球)科目」「知の技法科目」「知の創造科目」「共生と協働科目」「ライフ・デザイン科目」「教職関連科目」より成ります。このうち「知の技法科目」の「アカデミック・スキルズⅠ」は必修です。

(2)外国語教育科目

「第一外国語」「第二外国語」より成ります。このうち「第一外国語」の1年次「Communicative EnglishiⅠ~Ⅳ」は必修です。2年次は「Communicative EnglishiⅤ~Ⅷ」「Intermediate EnglishiⅠⅡ」が選択必修となっています。

2.専門教育科目(92単位)

(1)必修科目(56単位)

(a)専攻外国語科目

中国学科では、中国語を用いて他者と円滑なコミュニケーションをとるのに必要な能力を養うため、必修授業(総合、会話、リスニング、作文、講読)を開設しています。特に1年次では週4回の集中型総合授業を中心に基礎能力を身につけ、2年次、3年次にはそれぞれの言語技能に特化した授業を中心にコミュニケーション能力のレベルアップをはかり、言語の背景にあるものに対する理解を深めて、グローバル時代の即戦力として役立つ人材の育成を目指します。

○1年次ー中国語初級総合Ⅰ、中国語初級総合Ⅱ、中国語初級会話Ⅰ、中国語初級会話Ⅱ

○2年次ー中国語中級総合Ⅰ、中国語中級総合Ⅱ、中国作品講読Ⅰ、中国作品講読Ⅱ、中国語中級会話AⅠ、中国語中級会話AⅡ、中国語中級会話BⅠ、中国語中級会話BⅡ、中国語中級作文Ⅰ、中国語中級作文Ⅱ、中国語中級リスニングⅠ、中国語中級リスニングⅡ

○3年次ー中国語上級総合Ⅰ、中国語上級総合Ⅱ、中国語上級会話AⅠ、中国語上級会話AⅡ、中国語上級会話BⅠ、中国語上級会話BⅡ、中国語上級作文Ⅰ、中国語上級作文Ⅱ、中国語上級リスニングⅠ、中国語上級リスニングⅡ

(b)基礎教育科目

中国の地域や歴史、文学、文化に関する基礎的、包括的な科目として、「中国近現代史I」、「中国近現代史Ⅱ」、「中国文学概論I」、「中国文学概論Ⅱ」、「中国文化論」を開設しています。これらは3年次の専門教育科目中の「研究演習」や4年次の「卒業研究演習」につながっていく科目です。

(c)演習科目・卒業論文

 ○研究演習A・B(3年次)ー 2年次までの中国語科目及び専門科目等で修得した語学力や知識・技法を基礎として、特定の専門分野での課題探求を旨とする演習形式の授業です。研究演習は自分の専門分野を決めて研究をすすめ、4年次の卒業研究演習の準備を行います。

 ○卒業研究演習A・B(4年次)ー 3年次の「研究演習A」「研究演習B」で培った知識や技法を基礎として、4年間の学生生活の集大成となる卒業研究をすすめます。卒業研究演習はA・B 2科目(4単位)が必修で、担当者は3年次「研究演習A」及び「研究演習B」と同一の教員となります。

 ○卒業論文ー卒業論文は特定の課題を深く研究した学術的文章で、学生生活を集大成するものです。卒業論文は選択科目ですが、4年間の集大成として作成することが望まれます。卒業論文を作成しようとする学生は、原則として、「卒業研究演習A」及び「卒業研究演習B」と同一の担当者の指導を受けることになります。

(2)選択科目(36単位)

(a)専門科目

中国学科のカリキュラムは言語の実践的運用能力を養成するための集中教育プログラムという柱と、言語・文化・歴史・社会などの分野を研究する柱から編成されています。専門科目はその後者の柱であり、中国を広い視野に立って理解し、深い専門的知識を身につけるため、学生個々人の目標に応じて自由に選択できます。

(b)関連科目

外国語教育科目、専門教育科目中の必修科目、基礎教育科目及び専門科目との有機的関連性を有し、かつ相補完し合う科目をできるだけ数多く開設してあります。

(c)実践科目

特定課題演習A~Dがあります。

3.自由科目(卒業単位に含めない)

副専攻プログラムの科目(外国語学部規程別表第1及び別表第2に記載されている科目は除く)及び他学部他学科受講で修得した単位は、自由科目の単位として認定することができます。

(2020年8月8日更新)

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