教育方法の特色・学位認定基準(修了要件)
教育方法の特色
1.体系的な論文指導
主指導、副指導の教員の下に徹底的な個別指導を実施し、1年次では研究計画概要の提出、2年次では研究報告会、予備論文の提出と審査など節目々々で教員チームによる評価を行います。
2.多様な授業科目の提供
多様な専門分野をカバーする研究科目の提供、領域共通の演習科目、近接分野を学ぶことのできる関連科目を提供しています。
3.弾力的な開講制度
社会人学生の要望に応えて、昼夜開講制、土曜開講、集中講義などを含む弾力的な開講制度を実施しています。また、必要に応じて、他研究科の履修も可能です。(講義と演習は、キャンパスにおいて取得する必要がありますが、論文作成の段階では遠隔指導による効率的な指導を受けることも可能です。)
4.早期修了制度
優れた研究実績をすでに持っている学生には、最短1年の在学期間で課程博士を取得することが可能な早期修了制度を設けています。
学位認定基準(修了要件)
次の①~④全ての要件を満たし、社会システム研究科博士後期課程を修了した者には博士の学位を授与します。
①3年(研究科委員会が優れた研究業績を上げたと認めた者である場合は1年、当該者が博士前期課程又は他の大学の大学院の修士課程を1年で修了した者である場合は2年)以上在学すること。
②下表の定めるところにより12単位以上を修得すること。
③必要な研究指導を受けた上、学位請求論文審査に合格すること。
④最終試験に合格すること。
12単位の内訳
授業科目の区分 | 修了に必要な単位数 | 備考 |
---|---|---|
特別研究 | 12単位 | 研究指導教員が担当する特別研究(必修)の単位を修得すること。 |
合計 | 12単位以上 |
【博士論文評価基準】
博士論文の審査は、次の点を考慮しながら行うものとする。
1.テーマ、論旨、結論において専門性が高いこと。
2.問題意識にそって、論旨が明確で、一貫性があること。
3.学術論文としての表現に説得力があり、的確であること。
4.全体の論文構成が体系的であること。
5.国内外の先行研究をしっかりと参照していること。
6.資料、調査等の取り扱いが正確であること。
7.研究の独創性に富むとともに、国内外においての学術的貢献がみられること。