入試情報

2021年度　北九州市立大学

文学部比較文化学科入学試験（一般選抜 前期日程）における入試ミスについて

　2021年2月26日（金）に実施した「2021（令和3）年度北九州市立大学文学部比較文化学科入学試験」（一般選抜前期日程）の合格発表において、受験生2名に対し、入試ミスが発生しました。

　受験生及び保護者並びに関係の皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。また、この度の事態は、大学全体の信頼を損ねるものであり、深く反省しております。受験生に対し、適切に対応させていただくとともに、再発防止に向けて、チェック体制等の見直しを行ってまいります。

記

１　ミスの内容

　受験生Ａが、欠席した受験生Ｂの席に誤って座り受験したため、受験生Ａは欠席扱いとなり、欠席した受験生Ｂに合格を通知した。

２　ミスの原因

　欠席扱いとした受験生Ａが、自身の受験番号の席ではなく、似ている受験番号の席（欠席した受験生Ｂの席）に座っていた。試験中、試験監督が受験票等により受験生の確認を行っていたが、確認が十分ではなく確認ミスにより、これに気付かずに、試験を実施した。試験終了後、解答用紙に記入された受験生Ａの受験番号を、受験生Ａが誤って座った席の受験番号（受験生Ｂの受験番号）として、取り扱った。

３　ミスの発見状況

　欠席した受験生Ｂの所属高校から、合格通知書が届いたという連絡を受けた。これを受け、試験関係書類の確認や受験生及び試験監督への事情聴取を行ったところ、本件のミスが判明した。

４　受験生への対応

　欠席扱いとした受験生Ａについては、出席者として取り扱った上、合格点に達していることから合格とし、本人及び保護者等へ事情を説明し謝罪するとともに、合格を通知した。

　欠席した受験生Ｂに対しては、本人及び保護者等へ事情を説明し謝罪するとともに、誤って送付した合格通知書を回収した。

５　再発防止策

（１）試験監督が入室して最初に説明する「机上の受験番号と自分の受験票の受験番号が同じか、確かめること」の文言を、現在の１回だけでなく、複数回発言し、受験生に注意喚起を行う。

（２）机上の受験番号と受験票・写真票の受験番号の確認を行うチェック表を作成するとともに、複数人でチェックすることを、監督要領（マニュアル）に追加し、試験前の試験本部にて周知徹底する。

（３）試験監督に、解答用紙を回収する際、机上の受験番号と解答用紙の受験番号が合致しているか確認しながら回収するよう、試験前の試験本部にて周知徹底する。

６　試験概要

　日時：2021年2月26日（金）9:30～11:10（100分間）

　区分：一般選抜　前期日程　文学部比較文化学科

　募集人員：70名　志願者：256名　受験者：234名　合格者：85名

　個別学力検査：総合問題