ひびきのキャンパス

建築デザイン学科

建築デザイン学科

概要

環境共生をキーワードに、21世紀のより良い建築・まちづくりを学ぶ

 我々が暮らしを営む都市や建築物は、これまでのフロー・大量廃棄型からストック・資源循環型に変わる必要があります。
 さらに、低環境負荷を前提とした技術を学ぶことで、安全で信頼できる快適な空間であり、新発想や創造を生む器として、
美しい
建築・都市空間をデザインする能力を身につけます。

教育課程・教育方法の特色

生態系に調和する建築・都市空間の創造

 建築デザイン学科は、省資源・低環境負荷のための建築・地域システムを創造するため、従来の建築学の領域を拡大し、建築・地域システムと環境を主軸として新しい時代に対応させた学科です。
 資源・エネルギーやエコロジーに関わる研究分野と実践領域を統合し、望ましい人間環境を創りだすことを追求します。また、生活環境を構成する環境要素を的確に把握分析し、人間の生活活動を見直していくなど、環境に関する諸問題を解決するために、建築学を基礎にして教育・研究する学科です。

環境に配慮した空間や生活をデザインする教育・研究領域

空間構成材料・製品の特質の把握と、その耐久性や保全のための技術、耐震技術やその基礎となる構造力学、構造物を創り上げる際の環境調和型の建築工法、施工管理(構造・施工講座)
新しい低炭素建築材料の開発、資源採取・生産から供用を経て・廃棄物処理に至るまでの建築物のライフサイクル設計、建築材料の再生・改質技術および性能評価(材料デザイン講座)
省エネ且つ健康・快適な居住空間を実現する建築設備の設計・運用技術、太陽光や地中熱などの自然エネルギー利用技術、地域のエネルギーシステムの最適化、ヒートアイランドなどの都市環境の評価(建築環境エネルギー講座)
省エネルギーや資源の有効利用に寄与する美しく快適な空間デザイン、コンパクトで効率の良い都市や歴史や文化が育まれる都市、ランドスケープデザイン(空間デザイン講座)

  

学生が自らデザイン茶室を建設         保育園の設計

  

数値シミュレーションによる人体生理量の予測  放射空調システム※ ※ http://www.i-central.co.jp/

  

大型試験機を使用した構造実験(左:木構造,右:鋼構造)

  
建築材料の物性把握試験              天然乾燥されたスギの顕微鏡写真

人間力を育む〜特色ある教育システムとキャリアデザイン〜

●コミュニケーション力〜国際的に通用する技術者教育〜
 人と人とのつながりを大事にする教育環境の中でコミュニケーション重視の教育を行い、環境問題を踏まえた建築技術を通して国際的に活躍できる人材を育成します。純粋な工学系技術だけでなく、環境マネジメント、経営、経済等、人文・社会科学的教養も身につけます。また、少人数編成の英会話・テクニカルライテイング等により実践的な英語運用能力を習得します。

●対自己能力〜体感する学生生活〜
 「環境問題事例研究」(1年生)では、身近な環境テーマからチーム独自で問題の核心を抽出し、自主的に調査研究を進めます。これにより、自分で環境問題に対する解決策を考えるとともに、共同作業・ディスカッション・報告書作成・プレゼンテーションなど調査研究の一連の流れを体験します。「見学・ワークショップ演習」(2年生・3年生では建設現場などの見学を通じて観察力と研究能力を養うとともに、一つ一つの見学に対して課せられたテーマにグループで取り組み、グループ発表を通じてディスカッションやプレゼンテーション技術を体得します。

●問題解決能力〜創造力を養う技術者教育〜
 環境に関する専門的な知識とともに基礎学力の習得ばかりでない広い視野と創造的な実践問題解決能力を持った人材を育成します。自ら問題を発見し、様々な情報を一つの知識へと体系化する設計型教育科目を各年次に適切に配置しています。また、設計支援ツールを活用したシミュレーション技術、設備設計などコンピュータ活用技術も習得し、CAD活用による多彩な建築表現方法を身につけます。さらに、多種多様な実験・演習系授業も適切に取り入れており、各種計測・解析技術を習得した上で実現像と照らし合わすことで、学習した内容をより深く理解します。4年次には大学生活の集大成として卒業研究・卒業設計に取り組みます。

 

自分のデザインを発表する学生          2年生課題 集合住宅

   

校舎棟を活用した環境・エネルギー教育の実践
左:校舎棟に導入された各種環境配慮技術、右:ライトシェルフ、太陽電池)

  

建築構造・保全技術を体感的に学ぶ教育の実施
(左:乾麺を用いた構造模型の製作、右:外壁タイル仕上げの剥離診断)

  
現場見学(北方キャンパス新図書館工事)       木材梁の強度コンテスト

学科長メッセージ

次世代の建築分野を担う設計者・技術者を目指しませんか?

建築デザイン学科長 高巣 幸二 (Koji Takasu)

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 持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の17のゴールの中で、建築は10以上のゴールに関係しています。建築とは、それだけ我々の生活や将来に大きな関わりがある分野です。
 建物の基本的な目的は、風雨や外敵から身を守り、快適な室内環境を形成することにあります。しかし、快適な室内環境を維持するためには膨大なエネルギー消費を伴うことも多いため、近年では、低炭素社会の実現を目指し、ZEH(ゼロエネルギーハウス)やZEB(ゼロエネルギービル)を前提とした、新しい住宅や建物のあり方が模索されています。また我が国では2011年の東日本大震災や2016年の熊本地震において甚大な被害を経験し、更なる建物の耐震、防災、減災への対応や取組みも求められています。
 このような様々な社会的要求に応えるために、建築デザイン学科では、「構造・施工」、「材料デザイン」、「建築環境エネルギー」、「空間デザイン」の4つの領域を専門とする教職員が連携し、省エネ・省資源(低炭素)且つ人にとって望ましい建築・都市環境(安心、安全、健康、快適など)の実現に資する教育、研究に日々取り組んでいます。
 これからの建築・都市環境のあり方やそれらを支援する技術について、我々教職員と共に考え、学び、次世代の建築分野を担う設計者・技術者を目指してみませんか?皆さんとひびきのキャンパスでお会いできることを楽しみにしています。

カリキュラム

卒業要件単位数 130単位

各科目の詳細はこちらから→シラバス(カリキュラム)

授業科目間の系統図はこちらから→カリキュラムツリー

   カリキュラムツリーや、下記の授業科目は平成27年度入学生用を掲載しています。
   平成26年度以前入学生のカリキュラムについては、各自履修ガイドを参照してください。

基盤教育科目

教養教育科目 (24単位)
人文・社会
入門ゼミ 経済入門Ⅰ 心と体の健康学
考え方の基礎 職業と人生設計 経済入門Ⅱ
企業と技術者 経営入門 倫理入門
日本語の表現技術 アジア経済 ことばとジェンダー
工学倫理 技術経営概論 企業研究
現代の国際情勢 グローバル化する経済 現代人のこころ
共生の作法 歴史の読み方Ⅱ 現代社会と新聞ジャーナリズム
都市と地域 キャリア・デザイン 地域防災への招待
環境
環境問題特別講義 地球環境システム概論 生物学
未来を創る環境技術 環境問題事例研究 生態学
環境マネジメント概論 エネルギー・廃棄物・資源循環概論 環境と経済
環境都市論
外国語教育科目 (8単位)
英語演習Ⅰ プレゼンテーションⅠ Intensive English Course
TOEIC基礎 TOEIC応用 英語演習Ⅱ
プレゼンテーションⅡ TOEIC Ⅰ 科学技術英語Ⅰ
TOEIC Ⅱ 科学技術英語Ⅱ Basic R/W Ⅰ
Discussion and Debate English Communication Scientific R/W Ⅰ
Basic R/W Ⅱ English Presentation Extensive Reading
Scientific R/W Ⅱ Academic Writing Topic Studies A
Topic Studies B Topic Studies C Topic Studies D
留学生特別科目
日本事情 総合日本語A 総合日本語B
技術日本語基礎 ビジネス日本語 総合英語Ⅰ
総合英語Ⅱ

専門教育科目

工学基礎科目 (25単位)
物理実験基礎 製図基礎(演習) 微分・積分
一般化学 電気工学基礎 情報処理学
環境造形演習 環境調和型資源循環学 建築環境計画学
構造力学Ⅰと演習 材料力学 線形代数学
力学基礎 確率論 地域エネルギー論
環境統計学 認知心理学
専門科目 (65単位)
自然エネルギー学 環境設備基礎 見学ワークショップ演習Ⅰ
建築材料 建築史概論 構造力学Ⅱ
集住空間論 設計製図Ⅰ 木質系構法
環境工学実験 環境設備実験 建築・都市計画学
建築景観デザイン工学 建築材料実験 設計製図Ⅱ
鉄骨系構造の設計と演習 建築振動学・荷重論 建築マネジメント
エネルギーと室内環境 近代建築史 コンクリート系構造の設計
設計製図Ⅲ 音と光の環境デザイン 建築安全・仮設工学
建築構造デザイン 建築材料用法演習 建築設備デザイン
都市ライフライン計画 パッシブシステムデザイン 保全施工実験
保全構造実験 建築コスト 建築施工
建築法規 世代間建築デザイン 環境計画演習
環境設備演習 環境調和型材料設計演習 見学ワークショップ演習Ⅱ
構造設計演習 設計製図Ⅳ 地域環境情報演習
卒業研究 (8単位)
卒業研究・卒業設計

卒業後の進路

予想される未来のフィールドと取得できる資格等

予想される未来のフィールド

●環境設備/設計事務所・建設会社・設備会社などの環境設備設計者・技術者
●材料・施工/建設会社の材料施工技術者、建材メーカー、研究試験機閑
●構造/建築構造技術者、建設会社・設計事務所の構造エキスパート
●地域計画/自治体の都市計画、地域計画、建設などのセクション技術者
●空間設計/設計事務所への進路あるいは建設会社・工務店の設計部門、住宅メーカー

取得できる資格など

≪在学中に受験が可能なもの≫
福祉住環境コーディネーター、宅地建物取引主任者、インテリアプランナー、マンション管理士、土地家屋調査士、測量士、建築積算士 など
≪卒業後の受験資格にかかわるもの≫
1級建築士、2級建築士、1級構造建築士、木造建築士、管工事施工管理技士(1級・2級)、建築施工管理技士(1級・2級)、技術士(建築部門)、建築物環境衛生管理技術者、建築設備士、コンクリート技士・主任技師、CASBEE建築評価員 など

卒業生の進路状況(学部)

大学院進学

●北九州市立大学 ●京都大学 ●慶応義塾大学 ●早稲田大学 ●首都大学東京 ●千葉大学
●九州大学 ●広島大学

主な就職先

(総合建設会社) ●鹿島建設(株) ●清水建設(株) ●(株)大林組 ●(株)安藤・間
●(株)奥村組 ●(株)佐伯建設 ●梅林建設(株) ●(株)錢高組
●スターツコーポレーション(株)

(設計事務所) ●(株)NTTファシリティーズ ●(株)丹青社 ●(株)船場

(住宅関連会社) ●積水ハウス(株) ●大和ハウス工業(株) ●住友林業(株)●(株)一条工務店

(その他) ●松下電工ホームエンジニアリング(株) ●東芝ライテック(株)
●新菱冷熱工業(株) ●高砂熱学工業(株) ●新日本空調(株)●九州旅客鉄道(株)

(公務員) ●下関市 ●松山市

大学院進学後の進路状況

(総合建設会社) ●鹿島建設(株) ●清水建設(株) ●大成建設(株) ●(株)竹中工務店
           ●(株)大林組 ●(株)奥村組 ●前田建設工業(株) ●三井住友建設(株)

(設計事務所) ●(株)日建設計 ●日本設計(株) ●(株)NTTファシリティーズ  ●(株)松田平田設計 ●(株)東畑建築事務所 ●(株)INA ●(株)乃村工芸社 ●(株)丹青社

(住宅関連会社)●積水ハウス(株) ●大和ハウス工業(株) ●住友林業(株)
           ●ミサワホーム(株) ●(株)一条工務店 ●パナホーム(株)

(その他) ●ダイキン工業(株) ●アズビル(株) ●新菱冷熱工業(株) ●(株)九電工 ●NEXCO(中日本・西日本) ●川崎重工業(株) ●三菱化学エンジニアリング(株) ●YKK AP(株) ●(株)岡村製作所 ●(株)ソフトウェアクレイドル

(公務員) ●北九州市 ●下関市

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