ひびきのキャンパス

情報システム工学科

情報システム工学科

概要

高度な情報技術をベースに、未来の快適環境づくりを探求する。

 IT技術の進歩は、地域や価値観を超えたコミュニケーションを実現し、システムを通じて新しい文化を生み出しています。基礎技術から最先端まで国際的な視野で、新しいサービスやコンテンツが企画でき、ベンチャービジネスにより、自ら産業を開拓できる人材を育成します。

教育課程・教育方法の特色

人・社会・文化の発展に貢献する情報技術の探求

 情報技術の進歩は、今や地域や価値観を超えたコミュニケーションを可能にし、創造性豊かなメディアを通して新しい文化を生み出しています。

 また、材料、生産、空間設計などのさまざまな技術を結びつけ、さらに物流や経済を巻き込み、新しい産業を創る原動力となっています。こうした情報とメディアの技術が、豊かで安全な環境を創り出していくためには、単に技術を追求するだけにとどまらず、地球や社会の声に耳を傾け、自ら未来を描くことができる技術者の育成が必要なのです。

 情報システム工学科では、未来を担う技術者の要素として知性・技能・感性・創造力・実践力を育む教育研究を行っていきます。

システムを駆使して未来を描く情報のスペシャリストになる

●高性能な計算機(コンピュータ)を実現するための大規模集積回路(VLSI)の設計
●ロボットや自動車の制御システム設計やそのソフトウェア開発
●インターネット、携帯電話などの多様化する通信サービスの企画・技術開発
●個人情報を保護するための通信システムの開発
●環境におけるさまざまな情報(信号)をコンピュータで処理するための技術開発
●コンピュータ、通信などの技術を融合・統合・制御する技術開発
●次世代の映像音声メディアを実現するための技術開発

ハードからソフトまでの多彩な教育・研究分野

 本学科の教育・研究分野である電子情報通信技術は、いわば"ユビキタスネットワーク社会"の扉を開くキーテクノロジです。ハードウェアからソフトウェアまで実に多岐にわたる教育・研究が進められており、これからの高度情報化社会で広く活躍できる技術者を育成しています。

学科長メッセージ

現代社会を支える情報技術の発展に貢献しよう

情報システム工学科長 高島 康裕(Yasuhiro Takashima)

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皆さん,「情報」という言葉を聞いて何を思いうかべるでしょうか?例えば,「意味のある事柄の集まり」「内容や事情についてのお知らせ」「何か動作を行なうための信号」等,様々な意味で使われているかと思います.そして,これらは現代社会の技術基盤となって,皆さんの生活を様々な側面から支えているのです.我々,情報システム工学科では,上記のような広い意味を持つ「情報」について,工学的な立場から研究を進めています.中では,基礎となる基盤理論から,様々な分野に跨って行なわれる応用技術まで,多岐に渡り幅広く,またしっかりと深さを持った研究活動を行なっています.我々の活動に興味を持った皆さん,是非一緒に現代社会を支える情報技術の発展に貢献しましょう.

カリキュラム

卒業要件単位数 130単位

各科目の詳細はこちらから→シラバス(カリキュラム)

授業科目間の系統図はこちらから→カリキュラムツリー

カリキュラムツリーや下記の授業科目は、2019年度以降の入学生用を掲載しています。

それ以前の入学生のカリキュラムについては、各自履修ガイドを参照してください。

基盤教育科目

教養教育科目(24単位)
人文・社会
経済入門Ⅰ 心と体の健康学 考え方の基礎
キャリア・デザイン キャリア・プランニング 経済入門Ⅱ
現代人のこころ 地域のにぎわいづくり 倫理入門
日本語の表現技術 経営入門 アジア経済
ことばとジェンダー 社会学習インターンシップ 技術者のための倫理
国際経済研究 知的所有権 スタートアップ研究
企業研究 人文社会ゼミ
環境
環境問題特別講義 環境学入門 未来を創る環境技術
地域防災への招待 環境問題事例研究 生態学
自然史へのいざない 環境都市論
外国語教育科目(8単位)
英語Ⅰ 英語Ⅱ 実践英語
英語Ⅲ 英語Ⅳ 英語Ⅴ
英語Ⅵ 英語Ⅶ
留学生特別科目
日本事情 総合日本語A 総合日本語B
College English Ⅰ 技術日本語基礎 College English Ⅱ
ビジネス日本語

専門教育科目

工学基礎科目(25単位)
線形代数学Ⅰ 解析学Ⅰ 情報数学
電気工学基礎 計算機演習Ⅰ 線形代数学Ⅱ
解析学Ⅱ 確率・統計 システム開発入門
計算機演習Ⅱ 理工学基礎演習 環境情報学概論
力学基礎 認知心理学
専門科目(65単位)
アルゴリズム入門 フーリエ解析 複素関数論
電磁気学 電気回路 論理回路
データ構造とアルゴリズム コンピュータシステム 情報システム工学実験Ⅰ
線形システム解析 通信ネットワーク基礎 電子回路
データ分析入門 形式言語とオートマトン プログラミング論
情報システム工学実験Ⅱ ソフトウェア設計論 感覚と知覚の科学
信号処理Ⅰ システム制御Ⅰ 情報理論
ネットワークとセキュリティ 通信工学 電子計測
コンピュータアーキテクチャ 情報システム工学実験Ⅲ メディア工学
信号処理Ⅱ システムモデリング システム制御Ⅱ
情報ネットワーク設計 集積回路設計 情報システム工学実験Ⅳ
インターンシップ
卒業研究(8単位)
卒業研究

卒業後の進路

予想される未来のフィールドと取得できる資格等

予想される未来のフィールド

●ベンチャー起業/環境産業ベンチャー、ネットベンチャー、米国シリコンバレーベンチャー
●メーカー技術者/携帯通信業、インターネットサービス業、家電メーカー、半導体メーカー
●国際的な活動/国際標準化団体、自治体の情報産業(IT)企画
●教育研究/大学、国立研究所の研究者(情報工学、メディア工学、通信工学、システム工学)
●情報管理/あらゆる企業、自治体、教育研究機関

取得できる資格など

≪在学中に受験が可能なもの≫
情報処理技術者(ITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者)、電気通信主任技術者、画像処理エンジニア検定、Linux技術者認定試験

卒業生の進路状況

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