今井 裕之/イマイ ヒロユキ/Hiroyuki Imai
所属 | 【学部】エネルギー循環化学科 【大学院】環境システム専攻 資源化学システムコース |
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役職/職名 | 准教授 | |
学位(授与機関) | 博士(環境科学)(北海道大学) | |
担当科目 | 【学部】無機化学Ⅰ,有機化学Ⅰ,物理化学実験,先端材料工学 【大学院】触媒反応化学 |
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略歴 |
平成16年 北海道大学大学院地球環境科学研究科 修士課程修了 |
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専門分野 | 触媒化学,無機合成化学,資源化学 |
研究分野
・固体触媒合成
・ゼオライト合成
・層状化合物合成
・固体触媒反応(酸触媒反応、水素化・脱水素反応)
・触媒反応プロセス(気相反応、液相反応、流通反応、バッチ反応)
・機器分析(物性評価)
受験生向けメッセージ
現在の社会生活は数多くの化学技術によって支えられています。石油から、ガソリンなどの燃料を製造したり、プラスチックや医薬品などの様々な化学製品を製造したり、排気ガスや水をきれいにできるのも化学技術のおかげです。私たちは、化学技術を利用して、原子や分子などの極微小サイズで物を繋げたり、外したり、組み替えたりを自由自在に行うことで、これまでにない新しい素材を作ったり、新しいシステムを構築する研究をしています。まだ誰も見たことがない材料を自分自身の手で作れる、そういう貴重な経験と確かな技術を、化学技術を通すことで感じられるはずです。
企業メッセージ
固体触媒、特にゼオライトなどの多孔質材料を用いた新規触媒プロセスの構築を目指しています。多孔質材料が持つ特徴的な細孔の特性をナノオーダーで制御することや、構造を構築している組成を制御することで新規固体触媒の開発を行い、酸反応や水素化・脱水素反応への固体触媒としての応用および触媒反応に応じた固体触媒の評価・改良も行っています。新規材料の触媒への応用のみならず、触媒プロセスに適合した固体触媒の開発・改良の二側面から研究を進めています。
研究内容・所属研究室紹介
我々は、新規固体触媒の開発と触媒反応プロセスへの応用研究を行っています。ゼオライトは細孔の大きさや配列の仕方、ゼオライトを構成する元素の組み合わせによって様々な機能が発現します。構造を原子・分子レベルで制御することで、新しい特性を発現させたり、複数の元素を組み合わせることで、多機能性を持つ新規固体触媒の開発を行っています。開発した固体触媒を酸反応や水素化・脱水素反応の触媒反応に応用して、石油のノーブル・ユースや、バイオマスのからの化学製品製造を目指しています。