英語とデータ解析で、未来を開く!
担当教員林田 実 | 所属経済学科 | 専門分野統計学 |
ゼミの内容
- 英語で、自由に意思疎通できる能力を身につける。
- データ解析ができるようになる。
- SASやExcelの高度な使い方ができるようになる。
- 経済学の実証分析ができるようになる。
- 幅広い教養を身につける。
- 3年次 卒業研究のネタさがし。および、TOEIC730点を目指した英語学習。
- 4年次 卒業研究作成のための、リーディング、分析、執筆。
- 林田実(2013)『サイコロを振って、統計学!』創成社
- 大屋幸輔(2011)『コア・テキスト 統計学』新世社
- Berndt(1991), "The Practice of Econometrics," Addison-Wesley Publishing Company, Inc.
- 夏目漱石『草枕』
- 統計学Ⅰ
時の首相の支持率は、メディアでさかんに取り上げられます。ところが、国民の一人である我々には、だれを支持しているかなど、だれも聞いてくれません。では、どのようにして、報道は首相の真の支持率pを把握しているのでしょうか。この問題を統計的推定と検定の観点から考えていきます。 - 統計学Ⅱ
前半では、連続型確率変数についての、統計的推定と検定を考えます。その後、平均値の検定などの代表的な検定をとりあげ、最後に回帰モデルの理論を考察します。回帰モデルとは、ある人の身長をきいたら、体重が予測できるようになるといった手法の一種です。
Global Educational Program(2012~2016年度)に本学が選定されたことを受けて、英語のブラッシュアップとデータ解析を2本の柱にして、ゼミを運営していきます。ただし、卒業研究は、必ずしも、データ解析をしなければならないというわけではありません。定量的な分析だけでなく、定性的な分析を用いた卒業研究でもかまいません。また、卒業研究のテーマも、自由に選ぶことができます。それぞれのテーマに基づいて、資料を探し、それを読み込み、論理を展開して、読者を説得できるような論考を卒業研究として提出するということを目標にします。
ゼミ生はこんなことができるようになる!
ゼミ生 (OG・OB) の内定先
福岡銀行、西日本シティ銀行、ユニクロなど。
ゼミ生の声
統計学の講義が難しいとの評判も一部にあり(?)、取っ付きにくいのではないかというイメージもあるかも知れませんが、気楽で自由な雰囲気ですよ。少人数ゼミというのもあり密度の高い議論(ついでに雑談)もしやすいです。林田先生も非常に知識の引き出しが多い方ですので、学生の興味・疑問にしっかりと応えてくれます。学生が積極的に求める分、得られるものも豊富になるでしょう。ゼミは学生が自分から動くことが求められます。
3年前半は統計学の学習がメインになるので、統計学やデータの分析に興味のある方は大歓迎です。ただ、基本的には自分でテーマを設定して卒業研究を行うので、自分の好きなテーマを追求しても何ら支障は無いと思います。やはり「自分の興味・関心をどこまで追求できるか?」、「どこまで積極的に動けるか」ということが大切ではないでしょうか?気楽に構えてどんどん前に行きましょう。
このゼミを目指す人の推奨履修モデル
経済学入門A,B→統計学Ⅰ,Ⅱ→ミクロ経済学Ⅰ,Ⅱ→マクロ経済学Ⅰ,Ⅱ→計量経済学Ⅰ,Ⅱ