金融にとって如何に「情報」が重要なのかを学ぶ
担当教員後藤 尚久 | 所属経済学科 | 専門分野金融論 |
ゼミの内容
- 1年1学期:経済学入門A・B
- 1年2学期:ミクロ経済学Ⅰ、マクロ経済学Ⅰ
- 2年1学期:ミクロ経済学Ⅱ、マクロ経済学Ⅱ、金融論Ⅰ
- 2年2学期:金融論Ⅱ
- 3年生以降:財政学Ⅰ・Ⅱ、国際金融論Ⅰ・Ⅱなど
- 3年1学期: 「ゼミ内容」のAまたはBについてテキストを読み込み、報告する。報告はグループで実施し、パワーポイントを利用する。
- 3年夏休み:各自が卒業研究のテーマの(仮)設定をする。
- 3年2学期: 各自の研究進捗状況を報告する。ポスターセッションの準備をする。
- 4年1学期: 卒業研究のための分析準備
- 4年2学期: 卒業研究のための分析
- 内田交謹『すらすら読めて奥までわかる コーポレートファイナンス』創成社
- 家森信善『経済学者が教えてくれた!信頼できる銀行ってこんなに簡単にわかるんだ』中央経済社
- 金融論Ⅰ・Ⅱ
金融論Ⅰでは標準的なテキストに掲載される「金融制度」「金融理論」について学習する。金融論Ⅱでは、バブル経済崩壊後の日本の金融システムの現状について、「不良債権処理」「BIS規制」などをキーワードにして解説する。学術的研究の成果も混ぜながら解説するため、若干高度なものとなる。
3年1学期には、A「コーポレートファイナンス」またはB「金融論」の基礎的なテキストを輪読し報告してもらう。報告は、3~4名程度のグループで行う。グループで行う理由は、1人では読み方が浅くなったり適当にこなすことになる傾向があるためで、さらに少しでもゼミ内でのコミュニケーションを図ることを目的としている。3年2学期以降は、ポスターセッションへの参加、卒業研究の作成に向けて、各自またはグループで調査したものを報告してもらう。
ゼミ生はこんなことができるようになる!
A.企業の財務状況を理解し、
① 各産業の財務構造の特徴を把握できる
② 産業内における各企業の特徴を把握できる。
B. 日本の金融制度を理解し、
① その問題点と解決方法を修得する
③ 景気対策としての金融政策の在り方を考えることができる。
ゼミ生 (OG・OB) の内定先
銀行など各種金融機関、公務員、メーカーなど。