政策科学科 吉田ゼミが政策実践プロジェクトでフィリピン研修を実施しました!
法学部政策科学科吉田ゼミ3年生が、「政策実践プロジェクト」の一環として、9月27日から10月4日までの7泊8日の日程でフィリピン研修を実施しました。
今回は、学生それぞれのゼミ論文の研究関心をもとに、地域行政、動物福祉、子どもの保護、海外出稼ぎ労働者とその家族への支援などをテーマに、行政機関やNGOを訪問しました。
具体的には、ケソン市のバランガイ(最小行政区)で地域行政や住民支援の取り組みについて学んだほか、動物福祉団体PAWS(フィリピン動物福祉協会)では、犬や猫の保護・譲渡活動だけでなく、家畜の飼育環境の改善や動物福祉法の制定・法制度の改善に向けた政策提言など、幅広い取り組みについて学びました。
NGOのKanlungan sa Er-Maでは、虐待や育児放棄などの困難を抱える子どもたちへの支援やOSAEC(オンライン上での子どもの性的虐待・搾取)の問題について学びました。
子どもたちを取り巻く社会的な課題と、その保護に向けたNGOの役割について考える機会となりました。
また、フィリピンでは約200万人が海外で働いていると推計されていますが、海外出稼ぎ労働者(OFW)とその家族を支援するため、国や地方自治体は、労働者だけでなく、国内に残された家族、とりわけ子どもたちへの心理的・社会的支援や、帰国した元出稼ぎ労働者の社会・経済的な再統合を支援するプログラムに取り組んでいます。
研修では、海外労働者福祉庁(OWWA)とケソン市の移住者支援センター(MRC)を訪問し、こうした支援の仕組みや具体的な取り組みについて学びました。
今回の研修では、現地の行政職員やNGOのスタッフとの対話を通じて、さまざまな社会課題が人々の暮らしと具体的にどのように結びついているのか、また、その解決に向けて行政や市民社会がどのような役割を果たしているのかを考える機会となりました。
2学期の演習では、現地での調査を通じて得た新たな視点や問いを、それぞれのゼミ論文につなげていきます。






