文学部の教員が探究している「問い」の一覧です。
◆有田 豊 ⇒教員紹介
中世に始まる宗教運動であるヴァルド派の思想は、どのように形成され、時代の変化のなかでどのように継承・再解釈されてきたのでしょうか。中世から現代に至る様々な時代の文献を比較し、宗教思想とヴァルド派をめぐる歴史像が、テクストを通して形成されてきた過程を明らかにしています。
◆生住昌大 ⇒教員紹介
江戸から明治への転換期において、戯作者や浮世絵師、本屋はいかにして新時代に立ち向かったのか。明治10年の西南戦争をリアルタイムで描いた小説や錦絵などの出版物の蒐集・調査を通じ、激動期における出版界の様相を明らかにする研究を行っています。
◆大熊智之 ⇒教員紹介
戦前の日本人はどのような経験をもとに、なぜ海外の植民地や移住地へと移民したのでしょうか。そうした移民たちによって、日本と移住先地域とはいかに結びつけられ、どのような文化が生まれたでしょうか。そうした問題について文献資料をもとに考えています。
◆梶原将志 ⇒教員紹介
「なぜこんな書き方になるのか?」詩のなかの一語一句が放つささいな違和を嗅ぎつけ、ひたすら考える。汗が滲んで、日が暮れて、この世界の要石がぐらつき始めて、肝が冷える。それが私のして来たこと、「テツガク」です。
◆門田 彩 ⇒教員紹介
この絵には何が描かれているのか・・・その意味を探り、当時の社会や生活について読み解くのが美術史です。中でも、スペインで描かれた絵画について調べ、画家とそれを取り巻く環境を探り、当時の状況や作品が果たした役割について明らかにしようとしています。
◆河内重雄 ⇒教員紹介
私たちが普段何気なく前提としてしまっている「人間」とは、一体どういったものでしょうか。知的障害者が文学においてどのように描かれてきたかを通して、近代以降の人間観について研究しています。
◆斎藤公太 ⇒教員紹介
日本の近代とはいかなるものだったのか。宗教や思想、文化といった観点から考えています。
◆夏 雨 ⇒教員紹介
◆五月女晴恵 ⇒教員紹介
日本中世の絵巻には従来考えられていたよりも多くの場面に、法華経絵等の経典に基づく絵画の図様が用いられているのではないだろうか。しかも、それらは単なる図様の転用ではなく意味を伴ったものであり、絵巻の主題や場面内容に相応しいものが選択されて用いられているのではないだろうか。
◆高山智樹 ⇒教員紹介
「文化」は人と人とを結びつけることも、また反対に人と人との間に分断を持ち込むこともあります。文化が社会の中でどのような働きをしているのか、主にイギリス思想を軸にして考えています。
◆寺田由美 ⇒教員紹介
20世紀転換期のシカゴを中心に、セツルメント運動の歴史を研究しています。多様な背景をもつ人々が「共に生きる」とはどのようなことなのか、また、そのためにはどのような社会の仕組みや実践が必要なのかを、歴史学の視点から考えています。
◆富田広樹 ⇒教員紹介
本を読んで笑ったり、泣いたりするって、とても不思議なことです。それはひとりひとり違うし、おなじひとでも最初のとき、二回目のときでも違う経験です。そんなことを大事にしながら、丁寧に本を読んでいきたいのです。
◆豊田圭子 ⇒教員紹介
同じ語であっても、使われ方や意味はずっと同じままでしょうか?どのように変化しているのでしょう?古い日本語から現代語までの様相を研究しています。
◆濱奈々恵 ⇒教員紹介
本を読むことは、知らない世界へ行くことなのでしょうか。それとも、自分自身を知ることなのでしょうか。英語圏文学を(英語で)読む中で、多様な文化や時代を行き来する視点から「今」の自分や社会について考えています。
◆前田譲治 ⇒教員紹介
◆真鍋昌賢 ⇒教員紹介
◆山口裕子 ⇒教員紹介
日本への定住化は、インドネシア人移民の祖国とのつながりや生活実践をどのように変えるのでしょうか。人々のライフヒストリーを、移民政策、宗教事情、ICTなど移住インフラの変化と、家族・地域社会との関係に注目して研究しています。
◆渡瀬淳子 ⇒教員紹介
日本中世の人々は何を考え何を大事にしながら生きていたのか、文学を当時の人々の気持ちになりきって読むことで、現代とはまた違う日本の姿を明らかにしたいと思っています。
◆入江恵子 ⇒教員紹介
当事者への聞き取りを通じ、医療介入が身体に与える影響を研究しています。医療が内包する「正常/異常」やジェンダーの規範が、いかに当事者の逸脱経験を深めるかを明らかにすることを目指しています。
◆岩松文代 ⇒教員紹介
人間社会は自然とどう関わっているのか。主に植物や自然地域と、人々の認識、言語、嗜好、思考、行動との相互関係が生み出す文化現象を研究し、自然と共に生きる人間のあり方を追求しています。
◆上田紋佳 ⇒教員紹介
読書にはどのような効果があるのでしょうか。子どもはどのように作文が書けるようになるのでしょうか。子どもの言語の発達や読書について心理学的観点から研究をしています。
◆大江將貴 ⇒教員紹介
非行を経験した少年たちは、どのように非行の世界から離れていくのでしょうか。非行を経験した当事者への聞き取り調査を行いながら、非行から離脱していく過程を探求しています。
◆緒方二郎 ⇒教員紹介
心理支援や心理療法は、国や文化によってどのように異なるのでしょうか。また、その違いを比較することで、人間に共通する心理支援の本質とは何かを明らかにすることを目指しています。
◆可知穂高 ⇒教員紹介
学習者一人ひとりが学校での学びを自分自身の興味・関心と結びつけるには,どのような教育的アプローチが効果的か。学校での学びを自分にとって意味有るものとして価値付けることを支援する教育ツールの開発を追究しています。
◆金 汝卿 ⇒教員紹介
さまざまな違いをもつ人々がともに生きる社会は、どのようにして実現できるのでしょうか。民族やジェンダーなど、複数の差別が重なり合う状況と、そのなかを生きる人々の経験を手がかりに、主に衣食住をはじめとする日々の暮らしや生活文化に着目して考えています。
◆児玉弥生 ⇒教員紹介
持続可能な地域社会の担い手を育成する教育プログラムは、どのように開発し評価できるのか。
◆税田慶昭 ⇒教員紹介
子どもたちにとって成長・発達に大切なものは何か。親子関係や人との関わりを通して育まれていくコミュニケーション能力の変化とそれを支える支援について研究しています。
◆柴原健太郎 ⇒教員紹介
主にアスリートを対象に心理支援や心理サポートを行っています。特にスポーツ競技中に発生するエラーについて研究を行っています。
◆竹川大介 ⇒教員紹介
人間とはなにか、「わかる」とはなにかをライフワークに、太平洋の島々の小さなコミュニティにおける個人と環境の相互作用を研究してきた。この頃は日本の幼稚園でインクルーシブ教育と子どもの社会性に関する人類学的研究をしている。
◆田島 司 ⇒教員紹介
かかわる人や集団によって自分を柔軟に変えなければいけないとき、心の中で何が起きるのか?また、心の中で起きたことが社会をどう変えるのか?
◆恒吉紀寿 ⇒教員紹介
◆濱野 健 ⇒教員紹介
現代社会において、親密な関係はどのような社会的条件のもとで成り立ち、支えられているのでしょうか。離婚後の親子関係を手がかりに、家族を個人の問題にとどめず、日々変わりゆく諸制度との関係の中で捉え直しています。
◆松本亜紀 ⇒教員紹介
私たちはなぜ、目の前にある大切なものを見落としたり、覚えたはずの記憶をすり替えてしまったりするのでしょうか。
◆山下智也 ⇒教員紹介
子ども主体の遊びを保障するために、また、子どもがその場を自分の居場所にしていくプロセスを促すために、大人はその場にどのように居るのか/関わるのか。子ども主体を支える大人の居方・関わり方について、実践を通して検討しています。
【北九大文化資源調査隊について】
北九州市立大学では2017年に地域の文化振興への寄与を目的とする「北九大文化資源調査隊」を設立しました。文化資源調査隊は文学部の教員を中心として、北九州市内の文化施設と連携した「北九大文化資源ネットワーク(キタブンネット)」の構築、学生・市民が聴講できる文化振興イベントの実施、展覧会情報の掲示コーナーの運営などを行っています。 また、文学部の学生をメンバーとする学生調査隊が、市内の文化施設で開催されている展覧会の取材を行い、SNSなどで情報発信しています。
◆学生調査隊のSNSアカウント
・X:https://x.com/kitaq_research
・Instagram:https://www.instagram.com/kitakyu_bunkashigen_chosatai/
【これまでの文化振興イベント】
・2017年度
「初めてふれる能の世界―VR(仮想現実)で幽玄の世界に遊ぶ―」(2017年10月30日)
・2018年度
「鉄の街・北九州とジャズ」(2018年11月30日)
・2019年度
「地域の文化を知る・学ぶ―棟方志功・広寿山福聚寺・観世音寺―」(2019年10月18日)
・2020年度
「ミュージアムの舞台裏:マンガ原画保存の最前線」(2021年1月20日)
・2021年度
「川が育てた豊かな文化―紫川とここにいる私」(2021年12月15日)
・2022年度
「語られる戦争、つなぐ平和~北九州市平和のまちミュージアムの挑戦~」(2023年1月18日)
・2023年度
「文化を創る―大學堂の現在・過去・未来―」(2023年10月25日)
・2024年度
「九州浪曲史の可能性」(2024年12月18日)
・2025年度
「殿さまの本を探して~文化資源としての小笠原家蔵書~」(2025年12月17日)