テーマⅡ「学修成果の可視化」採択校紹介

北九州市立大学
『大きく変化する時代に柔軟に対応し、地域や社会に貢献できる人材の育成』を目指して

◼︎学校紹介

 

“今、学ぶとき”社会を生き抜く力を身につけよう

 北九州市立大学は、平成28(2016)年に創立70周年迎えた公立大学で、学士課程5学部、1学群、大学院課程4研究科からなる総合大学です。産業技術の蓄積、アジアとの交流の歴史及び環境問題への取組といった北九州地域の特性を活かし、地域に根ざし、選ばれる大学へと成長するため「地域」「環境」「世界(地球)」をコンセプトに、豊かな未来に向けた開拓精神に溢れる人材を育成しています。

◼︎AP事業での取組内容と特徴

 

ポートフォリオシステムによる学生の成長過程の可視化

 ディプロマ・ポリシーに基づいた学修到達度を測定し、学生が自身の学修を振り返ることができるポートフォリオシステムの開発・導入を進めています。
 

実践型教育における学生多面評価と社会波及効果測定

 地域活動を通して行う実践型教育で、学生の成長を多面評価にて可視化し、また、学生の活動が社会に及ぼす影響(社会波及効果)の測定指標を開発することで「実践型教育へのモデル化」を目指しています。

◼︎平成31年度へ向けて 〜今後の目標〜

・学生に授業外学修の必要性を認識させ、授業外学修時間を増やす取り組みを強化し、社会人基礎力と人間力向上を目指します。
・実践型教育を通じた「学生の成長過程の可視化」と「社会波及効果の測定方法の確立」を図り、課題解決型教育の効率性向上に寄与します。
・社会に責任のもてる人材の輩出を目指し、卒業段階においての質の保証を客観的にフォローアップする「学生活動実績認定シート(仮称)」を発行する仕組みを構築します。

◼︎AP事業担当者から一言 〜AP事業への思い〜

 学生の主体的な学修、課題発見力・探究能力・実行力などの育成には「学生の成長過程の可視化」が重要です。そのためには、学生自身が自己の学修を振り返ることを促し、既存の教育システムと根気よく調整を繰り返すプロセスが重要であり、そのことが大学の成長に繋がることと信じています。

  
 
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