弁護士法人ラグーン勤務
法律学科
【2018年3月卒業】
湊 奈都美さん
【山口県立下関西高等学校出身】
-
-
現在の職業についての内容や
やりがいを感じるところは? - 私の所属している事務所は、いわゆる「街弁」といわれる事務所です。一般の方から相談を受ける、ちょっとしたきっかけで発生したご近所トラブルなどの一般民事事件から、離婚、相続、交通事故、債務整理、刑事事件など類型化される事件、企業の法律問題への対応など様々な事件を取り扱っています。事務所の特徴として、類型化される事件については、専門チームで事件に取り組むという方針をとっています。私は特に離婚などの男女事件と、刑事事件を担当することが多くなっています。
離婚や刑事事件は、依頼者も相手方も感情的になってしまうことが多い事件であるとは思います。離婚などであれば、これまで苦労を重ねてこられて、なお調停や裁判で自分の思いを理解してもらえないと感じることも多いでしょうし、刑事事件の、特に被害者の方は、非があるわけではないのに急に被害者となってしまって、心身ともに疲弊されることも多いです。そのような方々と接していくことになるので、コミュニケーションの方法やことばえらび、表情のひとつにも気を配りながら業務を進めていくところは、弁護士という仕事の中でも大変な側面ではないかと思います。一方で、依頼者と良いコミュニケーションを取りながら、依頼者のために最良の結果を出し、依頼者の方から「先生にお願いしてよかったです」や「先生がいてくださることが心強かったです」などのお声をいただくと、この仕事をやっていてよかったなと思えます。 -
現在のお仕事を選択されたきっかけは? - 小さい頃から、ニュースを見ながら祖父から政治の話を聞いたりするのが好きで、祖父から「政治家は弁護士が多いんだ」と聞いたのが、弁護士を目指すようになった最初のきっかけです。しかし、「弱者を助けてくれる弁護士は少ないのかもしれない」と思ったのが一番のきっかけです。家族が関わった弁護士から投げかけれた言葉にショックを受けた家族の姿を見て、こういう経験を間近で見た人間が弁護士になれば、少しは弱者に寄り添えるのではないか?と思いました。
-
学生時代に学んだことや
現在のお仕事に役に立っていることは? - 法的な文書を作成する能力は、所属していたゼミと、法科大学院進学講座のおかげで養われたものだと思います。法科大学院進学対策講座では、毎週、司法試験の旧試験の問題をわからないながら、必死に答案を作成していましたし、刑法ゼミで書いた卒業論文も文書作成能力をあげる上で重要な取り組みであったと思います。
北九大では、他にも色々な経験をさせてもらいました。元々、語学の勉強が好きだったこともあり、2年次にはオーストラリアのニューカッスル大学へ語学留学にも行きましたし、所属していた刑法ゼミでは、刑法を学ぶだけでなく、刑事政策的な面での知見を広げるため、全国各地の刑務所等刑事施設を参観させてもらいました。サークルは模擬国連サークルに所属しており、全国にレベルの高い友人をつくることができただけなく、北九大生として模擬国連の国際大会に初めて出場させてもらったこともいい思い出です。北九大で出来た友人は一生ものの友人だと思っていますし、今でもゼミの仲間とはお互い連絡を取り合って、それぞれの環境で頑張っているので、その報告を聞くのが良い刺激になっています。 -
これからの将来について
目標や目指していることは? - 今取り組んでいる事件の専門性はもっと高めていきたいと思っています。 離婚事件であれば、今後下関という土地柄、国際結婚や国際離婚、それに伴う子どもの問題などが増えていくのではないかと思うので、元々語学が好きな面も生かして仕事ができればいいなと思います。 刑事事件については、加害者の更生支援、そして被害者の手厚いサポートなど、これまでの社会であまり触れてこられなかった部分をサポートできる弁護士になれればと思っています。
