誰よりも広く

経済のすべてがここで学べます

 経済学部には、「経済学科」と「経営情報学科」の2つの学科がありますが、本学部の特徴は学科の特性を活かしながらも、経済学のすべてが学べるところにあります。どちらの学科の学生でも受講できる「共通科目」を多くもうけているので、経済を分析するための多様な考え方を学ぶことができます。

 具体的には学生は所属学科に関係なく、1・2年生のうちに、両学科の6つの分野 (ミクロ経済学・マクロ経済学・地域経済学・経営学・会計学・情報科学) の基礎をしっかり学んだうえで専門科目に進めるようになっています。

 ただし、両学科の学びには共通するところと異なるところがあります。世の中の経済現象を論理的にとらえよう、という意味では共通するのですが、分析の視点が違います。経済学ではすべての経済主体 (企業や消費者など) の動きを全体的にとらえ、経営学では個別の企業や組織の視点から経済現象にアプローチします。ですから、「わたしにはどちらの学科が合うのかな?」とお考えのあなたには、以下のようにおススメしましょう。

お金によって人と企業と街と国が動いていく様子を広く知りたい  ⇒ 経済学科
会社で起きていることを詳しく学びたい  ⇒ 経営情報学科

もちろんどちらの学科でも経済・経営について幅広く学び、専門性と同時に俯瞰的な視野を持つことが重要になります。

学科 演習(ゼミ)
経済学科 ミクロ経済学系ゼミ
マクロ経済学系ゼミ
地域経済学系ゼミ
経営情報学科 経営学系ゼミ
会計学系ゼミ
情報科学系ゼミ

講義・ゼミに関してはカリキュラムへ

学部の特色

  • ・ゼミを通じた少人数教育
  • ・高度な専門教育
  • ・充実した英語教育 文科省指定のグローバル人材育成事業を推進 (留学促進、TOEIC)
  • ・充実した就職対策 (公務員講座簿記講座)
  • ・理系からも受験しやすい (一般入試での数学選択枠あり)

経済学科

経済学科では経済学、データ解析を駆使して、世の中を全体的に分析する力を身につけることを目標に、ともに学んでいきます。そのためのツールとして、ミクロ経済学・マクロ経済学・地域経済学をカリキュラムの柱に据えています。なかでも本学経済学科の特徴は、地域経済学系の講義やゼミの多さです。経済学の主流である「ミクロ経済学」や「マクロ経済学」が学べるだけでなく、地域や産業に関する政策もしっかり学べます。現代の経済現象を解明するためには、グローバルから地域レベルにいたるまでの現実の経済現象についても幅広い知識を得なければなりません。

世の中を動かすお金の仕組みをきちんと学び、事実に基づいてきちんと言葉で相手に伝えること---これをともに学ぶことが経済学科のミッションです。

経営情報学科

経営情報学科では企業のビジネス活動をデザインする力を身につけることを目標に、ともに学んでいきます。そのためのツールとして、経営学、会計学、情報科学をカリキュラムの柱に据えています。なかでも本学経営情報学科の特徴は、情報科学系の授業・ゼミが充実している点にあります。従来の一般的な経営学科は、経営学と会計学の二本柱から構成されていましたが、情報化社会の進展によって、いまや経営学部出身者であっても情報科学の知識が身についていて当たり前!という時代になっています。

幅広い経済の知識と専門的な能力を活かして情報化社会の企業経営をデザインできる人材の育成、これが経営情報学科のミッションです。

学生構成

本学経済学部の特徴は、男女比のバランスがとれているということです。一般には経済学部は男子の比率が高いのですが、北九大経済学部は男女のバランスがとれており、女子学生にとっても、活躍しやすい環境になっています。また、教員一人当たりの学生数が少なく、1年生から少人数ゼミによる密度の濃い教育を受けることができます。そのため、学生と教員との距離が非常に近く、学生からの質問や相談にも親身になって応えることができるのです。

学科 2019 2020 2021 2022 2023
経済学科 58 59 63 60 66
100 87 87 87 90
小計 158 146 150 147 156
経営情報学科 68 71 65 63 56
87 82 87 86 94
小計 155 153 152 149 150
経済学部 126 130 128 123 122
187 169 174 173 184
小計 313 299 302 296 306
学生数 / 教員数 13.61 11.96 11.61 11.38 11.77

演習 (ゼミ) は、1クラス10~20人程度の少人数で構成され、教員と学生の間で双方向型の授業が行われています。(ゼミ一覧はこちら

社会貢献活動

本学経済学部の教員が行った社会貢献活動については、本学公式webサイトの研究者情報データベースから活動報告をご参照ください。