演習科目について

 演習科目について、詳しく紹介します。演習科目は各学年にひとつずつあり、4つの科目が以下の時期に設定されています。

● 入門演習(1年1学期)
● 基礎演習(2年2学期)
● 専門演習Ⅰ・Ⅱ(3年1・2学期)
● 卒業研究A・B(4年1・2学期)

 「入門演習」と「基礎演習」は経済学部教員が担当します。「専門演習Ⅰ・Ⅱ」と「卒業研究A・B」は経済学部教員、ビジネススクール教員、都市政策研究所教員のゼミに所属して受講するもので、平均で9名前後の少人数クラスとなります。

①入門演習

 大学での学習の中心になるのが演習(ゼミナール)ですが、入門演習は1年生の前期に受講できる、その入門編、入門ゼミという位置づけになります。小人数教育を通じて、物事を体系立てて思考し、その成果を相手に報告・説得するという「デザインする」行為に不可欠な基礎(情報収集力やその処理能力、人前での報告技術など)を身に付けます。入門演習の中では図書館ツアーを企画するなど、学ぶための下地づくりを丁寧に行っています。

 入門演習の最後にはプレゼンテーション大会を行い、入門演習のグループ単位で調査・研究した成果を、大勢の前で発表する場を設けています。それにより大学での学習に必要な上記の能力を効率よく修得し、また入門ゼミの仲間で助け合う大切さや友情をはぐくむことができます。

 「1年生でこれだけの発表ができるのか」と学内外から驚きの評価をいただくほど、着実に成果を上げており、学生は一生懸命取り組んでいます。また、演習を通して友人ができ、自然と助け合ったりできるのも、学生にとって有意義なようです。

②基礎演習

 基礎演習は、入門演習の内容を一歩進めて、簡単な専門書を一冊じっくり読み、その内容をレポートにまとめます。
 1年次の10月に申込みが必要です。

③専門演習Ⅰ・Ⅱ

 専門演習Ⅰ・Ⅱの内容については、ゼミ紹介をご覧ください。この演習では、自分の所属するゼミにしか入れませんので、注意してください。
 2年次の10月に申込みが必要です。

④卒業研究A・B

 卒業研究とは演習などでのディスカッションを通じて興味を持った学問分野について深く研究する、大学生活における勉学の集大成と言えるものです。学問分野について研究と言っても漠然とした研究ではなく、例えば、財政学の中の社会保障制度の中の貧困問題の中でも子どもの貧困について対象とするなどのように、非常に特定のものを対象とした研究です。

 研究の進め方は感想文のように書けば良いものではなく、まず現実の事情について見聞を広める必要があります。また、その研究については既に研究されているもの(先行研究)もありますので、自らの主張が妥当であるということを示すために先行研究を適宜引用したり、経済理論を適宜用いたりして、ありとあらゆる角度から研究を進めていきます。

 学生にとって、1つのテーマに対してとことん研究するというのはあまり慣れていないことだと思います。しかしながら、このような研究に取り組む姿勢を養うことは社会人として働く上では欠くことのできないものです。また、研究を進めて、新たなことに興味を覚える学生もおり、私たち教員も皆さんの研究を全力でサポートしています。

ポスターセッション
 業研究へ早期に取り組む環境作りの一環として、経済学部ではポスターセッションを開催しています。3年生はどのような研究を行うのかを発表し、教員や経済学部生が聞きます。4年生からは先輩としてのアドバイス、2年生からは後輩としての質問をし、同級生の3年生はお互いを刺激し合う場ともなっています。平成21年度のポスターセッション(旧名称:パネルディスカッション)の様子はこちら。

学生版商経論集
 各ゼミ指導教員が推薦する優秀論文は「学生版商経論集」に掲載されます。執筆者は卒業式のときに記念品が授与されます。