平成18年度北方キャンパス教員評価
4.教育分野
教育分野では、教育実績、教育内容、授業アンケートについて評価を行い、それぞれ 40%、30%、30% の割合で評価を行います。 ただし、受講者数が極端に少ない授業では、正当な評価結果が得られない可能性が高いために、授業アンケートを実施していません。 その場合には、教育実績と教育内容を 50%, 50% の割合で評価を行います。
教育実績では、担当授業の単位数や受講者数、論文指導量やエクステンション教育指導量を、一定の基準にもとづいて数量化し、0 〜 5 の範囲の有理数値で評価を行います。 教育内容では、各教員の授業内容の改善や工夫などを、所属の学科長や付属施設の長が、5 段階で評価を行います。 平成17年度の各学部長の評価結果に、学部間でばらつきがあったという反省から、平成18年度から教育内容の評価を学部間によって分布が大きく異ならないようにデータの補正を行うことにしました。 授業アンケートでは、授業を受講した学生にアンケートを実施し、5 段階で評価をしてもらいます。 もちろん、必修科目や選択科目の違いや、少人数クラスや大人数のクラスの違いなど、教員の資質によらない部分での差が発生しますので、若干のデータ補正を行い、評価を行っています。 教育実績、教育内容、授業アンケートの 各評価点の平均値を以下のグラフと表に示します。 「1.教員評価制度の概要」で説明したように、5 段階のうち、評価点 3 が「水準に達している」ことを表しています。
教育実績 | 教育内容 | 授業アンケート |
3.76 | 4.03 | 4.18 |
グラフや表から、北方キャンパス全体では、教育実績、教育内容、授業アンケートの評価点は、いずれも 3 以上であり、「水準に達している」ことが分ります。 特に、教育内容の評価点は 4 以上であり、各教員が授業内容の改善や工夫に努めていることがわかります。 また、授業アンケートの評価点は 4 以上であり、多くの学生から高い評価を得ていることがわかります。