北九州市立大学図書館

デジタル革命の社会学 : AIがもたらす日常世界のユートピアとディストピア

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著者・編者名
アンソニー・エリオット著(遠藤英樹・須藤廣・高岡文章・濱野健)
所属(学部)
文学部人間関係学科
発行年月
2022年  3月
出版社名
明石書店
内容
デジタル技術が社会をかえる、あるいはAIがわたしたいの生活や仕事を根底から変化させるという言説が巷にあふれて久しい。このような「技術論」がたびたび私たちの社会で取り沙汰されてきたのだが、いま現在の「デジタル革命」は、果たして私たちの社会関係や個人の意識、あるいは他者との関係性をどのように変容させるのだろうか。この本では、これまでテクノロジーや移動に焦点を当て、そこから再構築される現代の個人意識や人間関係について様々な論稿を発表してきた社会学者による、現在進行中の社会変動の様子とその結末とが様々な角度から論じられている。その議論は、副題にあるようにユートピアとディストピアの双方をはらんでいる。技術や情報と人との交わりが、社会をどのように構成するのかが知りたい人にお勧めの一冊。

※図書の画像は出版社から許可をいただいて掲載しています。

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