北九州市立大学図書館

地方都市における子どもの貧困問題に関する研究(URP「先端的都市研究」シリーズ15)

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著者・編者名
坂本 毅啓 ・ 志賀 信夫・畠中亨 著
所属(学部)
基盤教育センター・ 地域創生学群
発行年月
2019年3月
出版社名
大阪市立大学都市研究プラザ
内容
貧困問題をめぐる現実は新たな段階にあり、単に「消費生活の欠如」だけでなく、社会参加や自己実現も含めた、生活状態をめぐる人々の望ましいとされる状態の変化をとらえた上での研究が求められています。地方都市における子どもの貧困を社会的排除という概念で捉え、具体的にどれぐらいの人たちが社会的排除状態にあり、どのようにして克服をしていけば良いのかについて論じた内容になっています。
地方都市における子どもの貧困問題について、制度をどのように考えていけば良いのか(第1章)、学校をプラットフォームとして解決に取り組むことは可能なのか(第2章)、子育て世帯における貧困線は年収でどの程度なのか(第3章)、そして社会的排除の起きる生活水準を推定して社会的排除率の推計は可能なのか(第4章)、の4点を論じた内容です。貧困、社会的排除について考えるヒントに、ぜひご一読いただければ幸いです。

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