インディアスの破壊についての簡潔な報告

推薦者名
朴　元奎
著者・編者名
ラス・カサス (著), 染田秀藤 (翻訳)
所属(学部）
法学部
発行年月
1976年1月
出版社名
岩波文庫
内容
本書は16世紀前半スペインの植民地となった新大陸(ラテンアメリカ）においてカトリック神父であったラス・カサスが、スペイン軍による先住民(インディオ）に対する凄まじい虐殺と富の収奪の実態を激しく告発した報告です。世界史で有名な地理上の「発見」（ほんとうは到達であり遭遇）の歴史的意義を再考するとともに、アメリカ大陸において今日までも続いている強者による弱者の収奪の歴史を考える原典ともいえる書です。

※図書の画像は出版社から許可をいただいて掲載しています。

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