お知らせ

2018年度学生表彰式が行われました!【広報スタッフ日記】

3月5日(火)、2018年度の学生表彰式が行われ、地域創生学群地域創生学類の須磨航(すま・わたる)さんに、松尾太加志学長から表彰状が送られました。




 須磨航さんは、2017年7月九州北部豪雨による災害が発生して以来、復旧・復興のボランティア活動に参加し、現在も被災地に足を運んで精力的に支援活動に取り組んでいます。
 また、北九州市や遠賀町、出身地である福井県などで被災地の写真展を開催したり、被災地を巡る日帰りツアーを企画・実施したりするなど、取り組みを自主的に行いました。このような活動が新聞・テレビなどのメディアにも紹介され、学内外から高い評価を得ています。

【須磨さんのこれまでの活動】
車の搬出


柿畑の泥出し


床下の泥出し


写真展


被災地バスツアー


講演会




 表彰式では、松尾学長がお祝いの言葉を述べ、須磨さんの長期間にわたる活動の労をねぎらいました。
 式には大学幹部や須磨さんの活動を支援してきた教員も出席し、式後には口々に須磨さんの功労をたたえました。


 表彰された須磨さんが、式後のインタビューに応えてくれました。

Q:被災地支援の取り組みを始めたきっかけは何ですか?
A:きっかけはこれ!というものはありません。テレビで流れる被災状況を見て、同じ福岡にいる私がやらないといけないという思いや、福祉の職を目指しているから、地元福井県でも豪雨による被災地を見てきたから…たくさんの理由があったのかなと思います。とりあえず、動きました。

Q:長期間にわたって被災地支援に取り組んだ理由を教えてください。
A:被災地域の方や学生ボランティア間でのつながりができているからだと思います。朝倉に行くと「また来てくれたんやね!」と発災直後とは違う笑いや冗談が飛び交います。“うきはベース”に行くと災害に対して熱い思いを持った学生が集まり一緒に悩み合います。それらの関係性が作られるからこそ通い続け、その結果、ここで終わらせてはいけないという一つの責任感が生まれたことで、長期の活動に結びついているのだと思います。

Q:被災地で印象に残っているできごとはありますか?
A:初めて被災地に入った7月17日、大雨警報により災害ボランティア活動を中断せざるをえない時がありました。被災者の方にそのことを伝えに行くと「ありがとう」と涙を流されていました。大家さんにとっては感謝の涙だったのかもしれません。しかし、私にとってその涙は、無力感そのものでした。

Q:被災地の今の課題や今後の須磨さんの活動の展望を教えてください。
A:とにかく全てのニーズ(仮設住宅の退去、家の再建、地域の再建、心のケア…)に対して対応できている部分が少なく、課題は山積みです。これをすれば全て解決というものはありません。小さな力が少しずつでも被災地に行くことで復興が近づくと考えます。私の活動はこの支援者を絶やさないということが求められていると考えています。この先は、写真展を通じて被災地の現状を多くの場所で伝えるとともに、これまでの活動について振り返り、後輩に引き継いでいける体制を整えていきます。また、災害に備える防災・減災の取り組みを、福祉の観点から取り組んでいきたいと考えています。


 本学では、2005年度より学生表彰制度を設け、他の学生の模範となる活動を行った学生に対し表彰を行っています。今後も須磨さんのような学生が輩出され、広く社会で活躍してくれることを期待したいと思います。


<登録日>
2019年03月13日