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比較文化学科 教員紹介

山口 裕子(やまぐち ひろこ)

mail hyamaguchi★kitakyu-u.ac.jp

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主な担当授業

アジアの歴史と社会、アジアの中の日本文化

専門分野

社会人類学。①インドネシアの村落社会で日々語られる歴史と文化と政治の関係、②東南アジアの人、もの、情報の移動の研究です。

ゼミの紹介

文化(イメージ)の形成と発展のダイナミズムを捉え、「文化」とは何かを具体的な事例に即して歴史的に考察します。今年取り上げるのはインドネシアのバリ島です。「最後の楽園」と言われ、世界的観光地として名高いバリ島。その楽園イメージはどうやって出来上がったのかを、オランダ植民地時代から現代の文化観光政策まで通時的に考察します。さらにバリ人はいかにそのイメージを受け止め、バリ文化を展開させているのかを現在の視点から観察し、文化が、「他者」との関わりの中でいかに生成したり発展したり、逆に衰退したりするかを考えます。

私たちの身近にある東南アジアの人、もの、情報に目を向け、その多様な流れ、その過程で起こる変容などを考察します。それによって日本に暮らす私たちにとって「近くて遠い隣人」である東南アジアとの関係を歴史的再考します。

上記以外にも、ゼミ生の要望やその時々の社会的要請に応じて、随時東南アジアに関するホットな話題、映画やコミックなどのサブ・カルチャー、日本でのアジアイメージ、アジアでの日本イメージの変容、流通と消費なども取り上げます。簡単なインドネシア語にも挑戦します。また、私たちの身近なところで東南アジアを発見し、理解するためのフィールドワークを実践してみたいと思います。

さらにひと言ひと言

日々の友達とのおしゃべりの中でも、旅先での異文化や、あるいは一冊の本との出会いでもいいです。在学中にぜひ、自分の価値観やいわゆるアイデンティティが揺さぶられるような経験を何度もしてください。そうした場面に立ち会えたり、そこから思考をスタートさせるきっかけを共有し、サポートできたらうれしいです。

わたしはインドネシア東部のブトンという小さな島で人類学的な調査研究をしてきました。海が美しくて魚がとびきり美味しくて、人々は声が大きくておせっかいなくらい面倒見がいいです。濃密な人間関係の中でもみくちゃになったり救われたりしながら、不器用にフィールドワークを続けています。わたしの思考の原点です。いつかみんなを連れて行きたいなあ(蚊よけには各自で十分気をつけてね・・・)。



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