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2021年11月26日
国際交流PJ FIVA

YMCAの留学生と到津の森公園で交流

 今月のFIVAの活動は、到津の森公園で行いました。YMCAの留学生12名と交流しました。今回参加してくれた留学生は、これまでも何度か活動に参加したことのある方たちが多く、私たちと会った時に「久しぶり!!」と声をかけてくれたことがとても嬉しかったです。ちょうど紅葉が見頃の時期で、留学生から「日本の四季を感じられた!」という感想をいただきました。自然あふれる到津の森公園では、たくさんの動物たちとのふれ合いも楽しむことができるのですが、動物たちとの距離がとても近く、どの動物のコーナーも大迫力でした。私たちのグループは、象に餌をあげる体験をして、留学生も私たちも大興奮でした。ここで、留学生との距離がグッと縮まった気がします。また、象の餌を買うのもガチャガチャを回して購入するというシステムで、そこでも日本らしさを感じられたと思います。
来月もYMCAとの活動を予定しているので、楽しい活動にできたらと思います。
(取材日:11月20日 / 地域創生学群 地域創生学類 2年 氏名:江口千里)

2021年11月22日
地域共生教育センター(421Lab.)所属の地域活動プロジェクト(PJ)の魅力など、インタビューを通じて発信しています。今回は「北九州市立大学BBS会」について、リーダーの三浦千紘さん(北九州市立大学地域創生学群地域創生学類2年)に話をうかがいました。

Aboutプロジェクト(PJ):「北九州市立大学BBS会」
BBS(Big Brothers and Sisters Movement)
保護観察や犯罪予防等の更生保護活動を支える更生保護ボランティア活動団体です。様々な問題を抱える少年と、兄や姉のような身近な存在として接しながら、少年少女が自分自身で問題を解決したり、健全に成長していくことを支援したりする活動をしています。犯罪や非行のない地域社会を目指す青年ボランティア団体です。

〇まずは自己紹介をお願いします。
北九州市立大学BBS会の会長をさせていただいています地域創生学群2年の三浦千紘です。出身は福岡市です。421lab.に所属してまだまだ若いプロジェクトですが、慣れないながら精一杯奮闘しています。BBS会への参加は、まず見学からでも大歓迎です!お気軽にご連絡ください。

〇プロジェクトの活動目的、社会的背景は何ですか?
犯罪や非行のない社会を作る、という目的があります。そのために、様々な問題を抱える少年少女たちを兄弟・姉妹のような存在で見守る活動や、児童養護施設などと連携して、地域活動を行っています。

〇プロジェクトの活動のやりがいは何ですか?
私たちの活動のやりがいは、学んだことを活かす場所がすぐにあるところだと思います。勉強会で少年少女とのかかわり方を学び、地域活動で実際に少年少女と対話することで学んだことを実践にすぐ活かすことができます。また、BBS会は全国に地区単位等で連盟があるため、活動をしていくにつれネットワークがどんどん広がります。学生だけでなく関係機関の方や様々な方と繋がることができるのも魅力の一つです。

〇プロジェクト活動によって何が得られますか?
活動を通して、少年少女との接し方はもちろんですが、保護司さんや保護観察所の方ともお話しする機会があるので、法的な仕組みやお仕事先の現状を知ることができます。BBS は司法分野と福祉分野の両方を学び、実際に現場を見ることができるので、学生のうちから貴重な経験をさせていただいていると感じます。

〇プロジェクト活動をしていく中でどのような変化、成長がありましたか?
司法福祉やBBSは、表面的に見るとマイノリティな部分であり堅苦しく難しい、そんなイメージが強く見えてしまうと思います。私も加入した当初はそうでしたが、入ってみるとそんなことは全くありませんでした。アンガーマネジメントなど自分たちの日常に役立つものも多く、勉強会の企画や施設見学のアポイントも自分たちで取るため、知識量も増え、自主性がとても向上します。

〇今までの活動で1番心に残っていることは何ですか?
先日開催した保護観察所での勉強会です。コロナ禍でなかなか対面での活動が制御されてしまっている中、ようやく保護観察所の方と私たち北九州市立大学BBS会、そして他大学のBBS会の学生の方と合同で勉強会をさせていただきました。現場を知っている方のお話を聞いて、自分たちで討論を行うことで、より深く内容を落とし込むことができました。非常に勉強になって、交流の輪も広がったと感じます。

〇これから取り組みたいことは何ですか?
コロナ禍でストップしていた活動を徐々に再開しながら、今年度から新しい活動にも積極的に参加していきたいと考えています。勉強して得たことを実践で活かすスタイルを確立させつつ、自分たちの活動を知っていただくことに力を入れていく予定です。よろしくお願いします!

(インタビュー日:2021年11月19日、インタビュー担当:Lab.支援グループ2年・山下陽菜)

2021年11月16日
地域共生教育センター(421Lab.)所属の地域活動プロジェクト(PJ)の魅力など、インタビューを通じて発信しています。今回は「国際交流プロジェクトFIVA」について、リーダーの奥田凜太郎さん(北九州市立大学外国語学部国際関係学科2年)に話をうかがいました。

Aboutプロジェクト(PJ):「国際交流プロジェクトFIVA」
私たちは、北九州YMCA日本語学院の留学生と日本語で、また北九州国際技術協力協会(KITA)の外国人技術研修員さんと月に1回程度、英語で交流し、地域とつながり合う国際交流活動の企画・運営を行っています。同じ北九州で暮らしながらも、接する機会の少ない日本の大学生・地域住民・外国人をつなげ、国際交流を通じて北九州をはじめ、日本の魅力を発信しながら、多文化共生社会の実現に向けた課題改善に取り組んでいます。

〇まずは自己紹介をお願いします。
国際交流プロジェクトFIVAで活動している外国語学部国際関係学科2年の奥田凜太郎です。出身は広島県です。好きなことはプロ野球を見ること!

〇国際交流プロジェクトFIVAの活動目的、社会的背景について教えてください。
北九州市に住む外国人の人口は年々増加しています。しかし、せっかく日本に来たにもかかわらず日本や北九州についてよく知る機会や日本人と交流する機会がないため、日本の友達ができずに帰国する留学生が多いです。そのような方の力になりたいと思い、活動をしています!

〇活動のやりがいはどのようなところですか?
月に一度、留学生との交流イベントを実施しているのですが、その際に初対面の外国人の方と積極的にコミュニケーションを取り、その方の母国について、また、なぜ日本に来たのかなどをうかがえるところです。外国人の方とコミュニケーションをとるので、いつも日本人と話すときとは違い、知っていることも違えば、当たり前や常識も違うので、そうした部分を埋めながら話をすることにやりがいがあり、楽しいです。

〇活動によって何が得られますか?得られましたか?
まず、初対面の方と会話を盛り上げる力が身につきます。せっかくの交流機会なので、僕は日本人とばかり話すのではなく、留学生の方と話すことを意識しています。準備段階では、どうすれば留学生が楽しんでくれるか、また「日本ならでは」「北九州ならでは」の体験をするにはどうすればよいかを考えるので、相手目線での企画力が身につくと思います!

〇活動する前と後での意識や考え方の変化、成長について教えてください。
イベントに参加する側ではなく、運営側に回ることの難しさを感じながら活動しています。企画をすることに始まり、どこか場所を借りたり、モノを準備したり、留学生側の学校の方と連絡を取ったり、グループ分けを行ったりとイベント前は大変なこともあります。でも、それらをやっていくことで誰かに価値を提供する側の経験ができ、企画力やイベントをするうえで必要なことは何かを考える想像力などが身についたのではないかと思います。

〇これから取り組みたいことや目標についてお願いします。
より多くの留学生が、帰国するときの思い出に、私たちとの交流を挙げてもらえるような活動をしたいと思います。そのために、一回一回のイベントのクオリティをあげることと、留学生と交流できるイベントに積極的に参加していきたいと思います。また、自分たち自身が楽しむのもとても大切だと思うので、FIVAのメンバーに楽しいと思ってもらえるようなチーム作りをしていきたいです。

(インタビュー日:2021年11月6日、インタビュー担当:Lab.支援グループ2年・濱田ももか)

2021年11月12日
地域共生教育センター(421Lab.)所属の地域活動プロジェクト(PJ)の魅力など、インタビューを通じて発信しています。今回は「桜丘小学校学習支援プロジェクト」について、リーダーの財津梨花さん(北九州市立大学文学部人間関係学科2年)に話をうかがいました。

Aboutプロジェクト(PJ):「桜丘小学校学習支援プロジェクト」小倉北区の桜丘小学校や富野小学校にて、児童の学習支援を行っています。担任の先生と一緒になって、通常行われている授業に参加し、「AT-アシスタント・ティーチャー」として、子どもの理解をサポートする役割を担っています。その他の活動として、特別支援学級で生活支援を行ったり、小学生対象の「キャリア教育」と題し、将来の仕事や生活など、進路に関する特別授業を行っています。

〇まずは自己紹介をお願いします。
桜丘小学校学習支援プロジェクトのリーダーを務めている文学部人間関係学科2年の財津梨花です。北九州市出身です。よろしくお願いいたします。

〇所属するPJは具体的にどのような活動を行っていますか?
主な活動は、小倉北区の桜丘小学校や富野小学校にて行われている授業への参加を通して、子どもたちの学習のサポートを行っています。また、大学生が主体となって子どもたちの学習を進める「放課後教室」や、小学生対象の「キャリア教育」と題した、将来の仕事や生活、進路に関する特別授業などの活動も行っています。

〇PJの活動の目的や社会的背景は何ですか?
このPJでは、子どもたちの学びをより深いものとすることを目的としています。近年では、オンライン授業の普及によって、学校現場にもタブレット端末やパソコンなどが導入されるようになりました。このような教育現場においても、私たちの活動を子どもたちへの学習支援の幅の広がりにつなげていきたいと思います。

〇PJ活動のやりがいは何ですか?
PJ活動を通して、学習支援活動をする際に子どもたちへ分かりやすく説明することは想像以上に難しいと感じています。難しさを感じながらも、子どもたちの「わかった!」という声を聞くことができた時は、私たちの活動が少しでも子どもたちの理解につながっていると実感することができ、とてもやりがいを感じます。

〇子どもたちと交流する際、気をつけていること、心がけていることは何ですか?
「アシスタント・ティーチャー」として子どもたちの学習をサポートすることが主な活動内容ではありますが、子どもたちの学習をサポートするうえで、子どもたちにとって声をかけやすい身近な存在であることが大切と考えています。そのため「先生」としてではなく「大学生」として、子どもたちと関わることによって、子どもたちにとって親しみやすい存在となれるように心がけています。

〇PJ活動で得た経験を活かす場面はありましたか?
教職課程を取っている学生は、教育実習の場面で活かすことができると思います。普段から子どもたちと接し、現場の先生方を見ることによって、子どもたちとの距離の詰め方や寄り添い方を学ぶことができます。また、普段の生活では、活動時と同様に相手に伝わりやすいコミュニケーションを常に心がけるようになりました。

〇コロナ禍で活動はどう変わりましたか?
新型コロナウイルスの影響によって小学校を訪ねることができなかった時期もあり、子どもたちと接する機会が減ってしまいました。しかし、小学校で活動できない間、このような環境の中でどんな学習支援を行うことができるのかといったことをPJメンバーで話し合う機会が増えました。話し合ったことを活かしながら、今後もより良い活動を行っていきたいと思います。

〇(コロナ収束後)これから取り組みたいことは何ですか?
昨年度は新型コロナウイルスの影響によって行うことができなかった「キャリア教育」の特別授業を再開したいと思います。子どもたちにとって、将来について考える有意義な時間となるようにPJメンバーで計画していきたいです。また、話し合いの中で出たアイデアの実現に向けて、対面での定期的なミーティングを行っていきたいと思います。

(インタビュー日:2021年10月11日、インタビュー担当:Lab.支援グループ2年・貞方萌花)

2021年11月05日
地域共生教育センター(421Lab.)所属の地域活動プロジェクト(PJ)の魅力など、インタビューを通じて発信しています。今回は「『食』から学ぼうプロジェクト」について、リーダーの大楠千晶さん(北九州市立大学地域創生学群地域創生学類3年)に話をうかがいました。

Aboutプロジェクト(PJ):『食』から学ぼうPJ
本PJでは、こども食堂における昼食の献立づくりと調理、地域の小学校における食・健康・環境の学習支援、学内外における調理実習や食習慣改善教室への参加を行っています。また、地域社会との繋がりを大切に、食と健康について自主的に学習し、学習成果を子どもたちや同世代の学生に発信しています。

〇まずは自己紹介をお願いします。
宮崎県宮崎市出身、地域創生学群地域創生学類3年の大楠千晶です。中高大と吹奏楽をずっと続けています。好きな食べ物は卵料理です。最近の悩みは甘いものが食べられなくなってきたことです。

〇『食』から学ぼうの活動目的、社会的背景について教えてください。
私たちは、「小学生や学生を中心とする若者の食への関心を高める」と「メンバーの自炊率を上げる」という目的のもと、活動を行っています。子どもたちを対象に食育を行うのは、小さい頃から食育に取り組むことで、子どもたちが大人になったとき、健やかで健康的な暮らしに繋がるからです。北九州市立大学の学生にも“食品ロス”について関心を持ってもらうために、日常での意識的な取り組みを改善していけるよう頑張りたいです。

〇活動のやりがいはどのようなところですか?
PJメンバーに会い、一緒に楽しく活動することがやりがいの1つです。また、食育活動のなかで子どもたちと触れ合い、子どもたちの笑顔を見れると、「やってよかった」と、やりがいを感じます。

〇活動によって何が得られますか?得られましたか?
活動を行う上で小学校の先生方などの大人との関わりが多いため、視野を広げることや社会的な学びを得ると思います。その他にも、リスクマネジメントや正確に情報共有をする大切さを学びました。

〇PJ活動をすることで、活動場所や自分、周り、地域の変化はありましたか?それはどのような変化でしたか?
計画性を身に付け、自主的に行動できるようになりました。私はもともとリーダーをするタイプではなく、物事に関して受け身でいることが多かったです。しかし、PJを通して知り合った先輩の姿を見て、尊敬し、憧れるようになり、自分自身も「周りを考えられる人になろう」「自信を持とう」と思うようになり、自分を成長させることができました。

〇コロナ禍において、どんな工夫をして活動していますか?
主に小学校を対象とした活動を行っていたのですが、コロナ禍において対面での活動が難しく、小学校に足を運べない状況になりました。そこで、食品ロスのSNSを利用した啓発活動や調理実習など、身内での活動を主に行ってきました。今年度からは、小学校との活動を再開するにあたり、ランド企画の他、ポスター作成やクラス単位での食・健康教育の機会提供を始めました。子ども達の安全を優先するため、今まで短期的だったイベントに加え、長期的な取り組みも視野に入れました。

〇これから(コロナ収束後)取り組みたいことや目標についてお願いします。
子ども食堂や給食訪問、食べ物ランド・健康ランドなどの例年の活動を再開させたいと考えています。また、コロナ収束後に限らず、後輩達が「『食』から学ぼうPJ」の「楽しさ」や「やりがい」を感じられるような活動環境を作っていきたいです。

(インタビュー日:2021年10月25日、インタビュー担当:Lab.支援グループ1年・馬場明香里)


2021年11月05日
地域共生教育センター(421Lab.)所属の地域活動プロジェクト(PJ)の魅力など、インタビューを通じて発信しています。今回は「KITAQ『絆』∞復興応援PJ」について、リーダーの日吉田みずきさん(北九州市立大学文学部人間関係学科3年)に話をうかがいました。

Aboutプロジェクト(PJ):KITAQ∞「絆」復興応援PJ
「学生ができる支援」「北九州からできる支援」をテーマに、東日本大地震をはじめとした災害の風化防止活動、細く長い支援と啓発活動を続けることで防災意識を高めることを基本理念として活動しています。被災地の変化していくニーズをくみ取り、その変化に対応した支援を考え、実践していきます。

〇まずは自己紹介をお願いします。
KITAQ∞「絆」復興応援PJでリーダーを務めています日吉田みずきです!文学部人間関係学科に所属しています。地元・北九州市から災害支援を行えることは貴重な経験になっています。ぜひ興味を持ってください!!好きなことは、旦過にある昭和館でこじんまり映画を観ることです。学生は2本立てが安く観ることができるのでおすすめです!

〇活動目的、社会的背景について教えてください。
目的は3つ、「細く長く続く支援」「防災意識の向上」「風化防止」です。復興は短期的なものではなく、長期的な繋がりがあるからこそできるものだと考えています。災害ボランティアだけでなく、被災者のこころのケアをしたり、被災地の活性化を行ったりすることによって復興に携わることで、応援したいという想いで活動を行っています。また、世界的にも自然災害が多いことで知られている日本ですが、自分が災害を経験していなかったら自分事として捉えること難しいので、災害が風化してしまいます。私たちの活動を通して、食から災害を思い出してもらい、風化させないことも目的の一つです。そして、いざ災害に遭ったときに支援される側に立つのではなくこの活動の経験を通して支援する側にも立てるように防災意識を向上することを考えています。

〇活動を行う中でのやりがいは何ですか?
メンバーのみんなが楽しく活動を行っている姿を見ることです。オンラインで思うように活動ができない日々が続いたので、ミーティングや朝倉訪問を行い、メンバーと一緒に活動ができていることが今のリーダーとしての一番のやりがいです。そして復興応援活動を行い、被災地の方々の笑顔に繋がることが嬉しいので、それを想像して新しい活動の土台作りを進めていくことに達成感を感じています。

〇活動によって成長できたことや自身の変化はありましたか?
成長したことは大きく分けて2つあります。1つ目は支援する気持ちです。今までの活動ができなくても、今の状況の中でできることを考えて支援をしたいという気持ちを持つことができました。私たちの活動は岩手県釜石市のイカと小倉発祥のイカを使った絆焼うどんを販売し、売り上げの一部を義援金として寄付をしていました。コロナの影響でこの活動ができなくなりましたが、新しく九州豪雨の被災地である朝倉市のそばを使った商品開発をスタートさせました。できることから支援をするという気持ちがあるということを改めて自覚できました。
2つ目はリーダーとしての役割です。私は初めてリーダーという立場になり、メンバーをまとめることや新しい活動を一からスタートさせることを経験しました。初めてのことばかりで上手くいかないことも多くありましたが、メンバーの支えやアドバイスがあったので、頑張って活動をできていると感じます。リーダーになり、メンバーのことを考える機会が多くなったからこそ、組織作りの重要さを学ぶことができました。

〇コロナ禍ではどんな取り組みを行っていましたか?
コロナ禍では今までの活動ができなくなったので、メンバー全員が企画書を提出し、オンラインでもできる復興応援を考えました。去年は、オンラインでしか活動ができなかったので、絆焼うどんに使われているイカを扱っている業者さんとの交流や、募金箱の設置、災害に対する勉強会をPJ内で開催したりしました。災害ボランティアのオンラインボランティア講座などにも積極的に参加し、知識を深めました。また、3月からは九州豪雨の被災地で朝倉市の特産品のそばを使った商品開発を進めていて、「そばパン」「そばおにぎり」「そばスノーボール」の3つを進めています。また、大学外や大学内でのそば商品の販売企画を進め、北九州市の方々に被災地のことについて知っていただきたいと思っています。

〇今後、取り組みたいことや目標はありますか?
朝倉訪問を行った際にもともと地方にあった社会課題が自然災害によって浮き彫りになっていることが分かりました。今後は復興応援だけでなく課題解決にも結び付くような活動を行っていきたいと考えています。また、そば商品を大学内で販売することも考えているので、ぜひ北九大生の皆さんに食べていただきたいです!コロナが収まり、イベントが再開したときは絆うどんもまた販売したいと思っています!

(インタビュー日:2021年10月22日、インタビュー担当:Lab.支援グループ2年・工藤理愛)


2021年10月23日
国際交流PJ FIVA

東アジア文化都市北九州ひとまち+アーツ協働事業~北九州芸術劇場×北九州YMCA学院×国際交流PJ FIVA「田村一行舞踏ワークショップ」参加レポ!

 今回は北九州YMCA学院様からのお誘いで、北九州YMCA国際センターで開催される「田村一行舞踏ワークショップ」にFIVAから6名参加させていただきました。最初にこのお誘いをいただいてチラシを拝見した際、私はこの舞踏について全く存じ上げていなかったので、当日まで「どんな踊りをするのだろう」と少し不安でしたが、参加してみると講師である田村様とナオヤ様がとても気さくな方で和やかな雰囲気でレクリエーションが進んでいきました。「舞踏について厳しい指導があるのでは・・」という不安もありましたが、実際には体操や体をうまく使うための力の抜き方など、簡単かつ楽しく体を動かせる内容で、参加したメンバーはもちろん留学生の方も終始、笑顔でとても楽しいワークショップでした。
 私はこのワークショップを通じて、「力を抜くこと」の重要性を感じました。講師のお二人が「人間は常に力を入れているから、抜かないと本来、持っている力をうまく発揮できない」と仰っていました。改めて、思い返してみるとプレゼンや運動、人前で発言するときなど人間が緊張してしまう場面では必ず力を入れています。この時に緊張して力がはいればはいるほど、失敗や普段しないようなミスをしてしまいます。このような失敗を犯さないためにも「力を抜く」ということがいかに重要か、そして言葉以外のコミュニケーションがあることを今回の舞踏ワークショップで学ばせていただきました。また田村様の司会の際の話し方や場を和ませる雰囲気づくりなど、留学生の方と交流をする機会が多い私たちが学ばなければいけないことを多く得られました。
(経済部 経済科 2年 氏名:吉川 大貴)


2021年11月01日
地域共生教育センター(421Lab.)所属の地域活動プロジェクト(PJ)の魅力など、インタビューを通じて発信していきます。今回は「平和の駅運動プロジェクト」について、リーダーの弓場理史さん(北九州市立大学法学部法律学科2年)に話をうかがいました。

Aboutプロジェクト(PJ):「平和の駅運動プロジェクト」
「平和の駅運動プロジェクト」は、戦争の事実や平和の尊さについて市民に伝え、一緒に考えることや、小倉祇園太鼓を用いた平和活動を行うプロジェクトです。1年間を通して活動を行なっており、夏には北九州市や長崎市でイベントを開催し、冬には北九州市内の学校に行き、コミュニケーションを大切にした平和学習を行っています。

〇まずは自己紹介をお願いします。
北九州市出身、法学部法律学科2年の弓場理史です。好きな食べ物はプリンです。とろとろタイプよりも、ぷりぷりタイプ派です。最近は最寄駅付近のプリン屋さんのとろとろタイプのプリンでほっぺたが落ちましたのでどちらも好きです。

〇PJの活動目的、社会的背景は何ですか?
平和の駅運動PJは、「戦争の記憶の風化抑止」「平和の再考」「核廃絶」をテーマにして活動に取り組んでいます。戦後から時が経つにつれて、戦争を経験された方々は減っていき、また人々から戦争の記憶は風化していきます。それに伴って平和への無関心の傾向が進むことを私たちは課題としてとらえています。私たちは、なるべく多くの人々に戦争の事実を伝えること、ひいては平和の尊さをあらためて考えてもらうという目的で活動をしています。また、大学生という若者の立場から、同じ若者に身近に伝えられることを強みとして活動しています。

〇あなたのPJ活動のやりがいは何ですか?
市内の学校で戦争の事実や平和の大切さについて伝える活動をした際に生徒たちに感想文を書いてもらいますが、そこで生徒たちは私たちが伝えたかったことやそこから自分が感じたことを書いてくれていました。このような時に、私たちが伝えたいことを伝えることができて、平和について考えるきっかけを提供できたなと思い、この活動をしていることへのやりがいを感じます。

〇PJ活動で大切にしていることは何ですか?
PJ活動では、地域の方々とのつながりを大切にしています。私たちの活動は地域の方々の協力なしには行うことのできないものばかりです。例えば、例年私たちは北九州市内の西小倉小学校で、折ってもらった千羽鶴を長崎市の城山小学校に届ける活動をしていますが、その際には西小倉小の生徒さんに千羽鶴を折ってもらい、城山小ではその受け入れをしてもらい、また長崎市役所の協力の下で活動をします。このように私たちの活動は多くの地域の方々の協力があるから行えています。これからも継続して活動を行うために地域の方々とのつながりを大切にしています。

〇PJ活動によって何が得られますか?得られましたか?
私たちは戦争の事実や平和の尊さを市民に伝えていますが、PJ活動では市内の学校や市役所、私たちと同様に平和活動を行っている団体や戦争を体験された方など、様々な社会の方々と関わることがあるので、そうした方々との関わりを通してコミュニケーション力は得られていると思います。また、どう伝えればより身近に戦争や平和について考えてもらえるかと試行錯誤しています。そうした中で人に思いを伝える力も得られていると思います。PJ活動によって信頼できる大切な仲間もできました。

〇PJ活動の中で市民の方々の反応はどうでしたか?
PJ 活動の中で、私たちは市民の方々に活動の協力をお願いすることがありますが、その際には私たちがお願いしたこと以上の協力をしてくださいます。例えば市内の西小倉小学校で1学年に1人1羽の折り鶴を折ってもらう協力をお願いした際には、全校児童が折ってくださりました。私個人としては、「どうしてそこまでしてくれるのだろう?」と疑問に思うほど市民の方々は多大な協力をしてくださいます。ここからあらためて人の優しさを感じさせてもらっています。

〇PJ活動の中でPJメンバーに何か変化はありましたか?
PJ活動をするなかで、PJメンバーの一人ひとりが責任感を持つようになったと思います。PJ活動では加入したばかりのメンバーはなかなか自分の意見を言い出せないのですが、日々を重ねるごとに、活動に対して受け身ではなく主体的に参加して発言をしてくれるようになりました。また、戦争経験者や平和活動をしている方が集まる会に参加した際には、休憩中に各メンバーが自分から戦争経験者へ話を聴きに行っていたり、平和活動をされている方から名刺をもらったりしていました。こうした活動での発言や集会での行動もメンバーの一人ひとりが責任感を持つようになったからだと思います。

〇コロナ禍で活動はどう変わりましたか?
コロナ禍以前の私たちの活動は、小学校に行って戦争の事実や平和について考えてもらう平和学習を行ったり、小倉から長崎まで広島原爆の残り火をバトンにしてつなぐ自転車リレーを行っていました。ですが人との接触を避けるためにこれらの活動は制限されました。そこで直接のふれあいはなくとも市民に平和について考えてもらうための活動として、約100人に対して「あなたにとって平和とは」という問いかけをして、その人たちの思いを動画にした「ピース動画」の制作と公開をしたり、小学校での平和学習はオンラインで行うといった活動の変化がありました。

〇これから取り組みたいことは何ですか?(コロナ収束後)
これからは、今後のPJ活動の幅を広げるためにも、PJと地域の方々との繋がりを結んでいきたいと思っています。例えば、来年オープン予定の「北九州市平和のまちミュージアム」様との連携した活動を行うことを考えています。また、戦争の記憶を若い世代に継承するためにも、戦争を経験された方と、若者との懸け橋になる活動を行おうと考えています。

(インタビュー日:2021年10月27日、インタビュー担当:Lab.支援グループ1年・手嶋紘平)


2021年10月29日
地域共生教育センター(421Lab.)所属の地域活動プロジェクト(PJ)の魅力など、インタビューを通じて発信していきます。今回は「ブンガクの街北九州」発信プロジェクトについて、リーダーの大熊日菜子さん(北九州市立大学文学部比較文化学科3年)に話をうかがいました。

Aboutプロジェクト(PJ):
北九州市のブランドとして、北九州市役所市民文化スポーツ局様とともに、文学の魅力を多くの方に発信していくために設立したPJです。文学の堅苦しいイメージを払拭するために、ゲームやお祭りといった方法を使って「日常に文学」を感じてもらえるような活動を行っています。

〇まずは自己紹介をお願いします。
「ブンガクの街」北九州発信プロジェクト(通称ブンガクプロジェクト)のリーダーを務めています文学部3年の大熊日菜子と申します。福岡市出身です。もともと文学作品が好きだったことから、このプロジェクトに興味を持ち、加入しました。

〇PJの活動目的、社会的背景は何ですか?
北九州市に関連した様々な文学作品は、今日までたくさん生まれてきています。そこを北九州市のブランドとして取り上げ、街を盛り上げることにつなげようというのが、ブンガクプロジェクトの活動目的です。子どもが楽しめるようお菓子と北九州に関連ある文豪の企画を立てたり、学生に本を手に取ってもらう機会を増やすために古本市を開催したり、まずはカジュアルに北九州文学に触れてもらえるように工夫をしています。

〇あなたのPJ活動のやりがいは何ですか?
私達の活動を通して、北九州の文学を知ってもらえたときにやりがいを感じます。街について詳しくなれば、その分、愛着も沸くように思っていますので、そういった機会をブンガクプロジェクトが企画した場所で体感してもらえると嬉しさを感じます。アンケートやコミュニケーションの中で、街への愛着が増していることが感じられると、より一層嬉しいです。

〇PJ活動によって何が得られますか?得られましたか?
私はもともと文学が好きですが、北九州に関連のある文学についてはほぼ知らない状態でした。活動を通して、私自身も勉強させていただいております。こういった知識を得ることはもちろん、そこから図書館、文学館、松本清張記念館、文学サロンなど、様々な北九州市の施設と共に、企画を考えるという貴重な経験も積ませていただいています。

〇PJ活動をしていく中でどのような変化、成長がありましたか?
このプロジェクト活動によって、私も北九州の文学について学び、このまちに親愛な気持ちを持つようになりました。北九州市の出身ではないのですが、ただ普通にこの街で暮らしているよりも、街の魅力を積極的に知ることで、街を好きになったと思います。実践的な点ですと、企画を立てる時に何に注目して作っていくのかなど、企画の作り方や運営を学び、成長できたように思います。

〇今までの活動で1番心に残っていることは何ですか?
初めての企画のリーダーとして動いた「お菓子と文豪」の展示です。文学サロンの場所をお借りして、文豪とお菓子にまつわる展示や、来客者みんなで完成させる工作のスペースなどを設置しました。活動の大変さも感じましたが、アンケートでの「文豪について知ることができた」「楽しい工作ができた」などの意見をいただいたときは、感無量でした。

〇大熊さんが思う「文学」の魅力とは何ですか?
私は文学に触れるとき、文学そのものを楽しむと同時にそこに自分の経験や理想を重ねます。このように内省の場所を作ってくれる点が魅力です。また、知識や教養を教えてくれて自分と世界をつなげてくれるのも魅力です。文学は、学習の機会にもエンタメにもなる広い枠組みを持っていると感じています。しかし、これはあくまで個人的考えですので、皆さんがそれぞれ、文学から魅力を見出してもらうことが一番素敵だなと思います。

〇これから取り組みたいことは何ですか?(コロナ収束後)
講演会や読み聞かせなど、「対面」型で、文学に気軽に触れられる企画を立てられたらいいなと思っています。やはり、人とのコミュニケーションによって気づかされることは多くあります。ぜひ、北九州の皆様と、文学や北九州市のことについて対話をしながら、双方向に学び、北九州市を盛り上げていけたらと考えています。

(インタビュー日:2021年10月8日、インタビュー担当:Lab.支援グループ2年・山波郷華)


2021年10月13日
北九州市立大学まち美化魅力向上プロジェクトClear

北九州市立大学地域共生教育センター(421lab.)所属の学生地域活動プロジェクト「まち美化魅力向上プロジェクトClear」(メンバー数9名)は、清掃活動や地域での活動を通して北九州市の魅力を向上させることを目的に様々な活動をおこなっています。2021年10月5日行った「三萩野バス停」(北九州市小倉北区)の定例清掃について、2名のレポ、お届けします。

 今回の清掃で、三萩野バス停のゴミが全体的に少なかったこと(写真参照)、特に飲食物のゴミがほとんど見られなかったことは、市民のモラル意識の向上が反映されているのではないかと感じました。しかし、タバコの吸殻に関してはまだまだ数が多いため、路上喫煙の防止に努めることも大事なことだと思います。これからのアイデアについてですが、1点は、私たちの三萩野バス停の清掃活動をアピールするため、掲示板の張り出しポスターを新しく目立つようなものに張り替えたいと考えています。更に、路上喫煙防止ポスターもとなりに貼ると、バス停利用者の目に留まり、注意喚起ができると思います。
(文学部人間関係学科3年・藏屋知慧)

 10月5日は緊急事態宣言が明けてから初めての活動日でした。ごみの量が一気に増えているのではないか、とバス停に向かう間は不安でした。しかし、到着して驚きました。増えていないどころか、いつもより少なく感じられました。本当にうれしかったです。周辺地域の方々が、私たちが活動できない期間に清掃をしてくれていたと先輩に聞きました。私はClearの活動は自治能力を高めるためにあると思っています。今後、機会があればぜひ地域の方々と一緒に活動したいと今回の活動で思いました。また、広い範囲で同じように清掃活動をしていきたいです。
(北九州市立大学文学部人間関係学科1年 有田 幸)

2021年10月4日
地域共生教育センター(421Lab.)所属の地域活動プロジェクト(PJ)の魅力など、インタビューを通じて発信していきます。今回は「421Lab.わくわくキッズプロジェクト」について、リーダーの馬場優佳さん(北九州市立大学法学部法律学科3年)に話をうかがいました。

Aboutプロジェクト(PJ):421Lab.わくわくキッズプロジェクト
2021年度から目的や活動内容を大幅に変更して、『「楽しく遊べる遊び」を通じて、子どもたちに特別な時間を届ける!』を目的に、大栄産業さんとコラボした「北九州みらいキッズプロジェクト」(出張子ども大工)や、小学校でのレクリエーションなど、子ども全般を対象に活動しています。

〇まずは自己紹介をお願いします。
法学部法律学科3年の馬場優佳です。出身は福岡県で、好きなことは映画観賞やカフェ巡りです。よろしくお願いします。

〇わくわくキッズプロジェクトの活動目的、社会的背景について教えてください。
現在、一人親家庭や共働きの家庭が増えており、子どもたちが家で一人の時間が増えていったり、児童クラブなどに行く子が増えていったりしています。そうした中で、私たち大学生が親や教師といった大人とはまた違った、頼れるお兄ちゃんお姉ちゃんの存在として、楽しく学べる遊びを通じて特別な時間を届けることを目的として活動しています。

〇活動のやりがいはどのようなところですか?
毎週水曜日に活動をしており、月に一回、小学校や保育園、幼稚園に行かせていただき、大英産業さんと提携して「出張大工」を行ったり、このPJだけで催し物を開いたりしています。PJメンバー全員が釘や電動工具に慣れることや、催し物の中でやることの案出しをして決定するなどの事前準備の忙しさがありますが、子どもたちが楽しみながらやってくれていたり、この催し物は成功だなと思ったりしたときは凄くやりがいを感じます。

〇活動によって何が得られますか?得られましたか?
この活動によって、私は子どもたちへの接し方や受け入れ先の先生方とのやりとりといった部分でコミュニケーション力、また、臨機応変に対応する力が得られました。様々な企画をする上で、先生方に許可をいただいたり、子どもたちに楽しんでもらえるように進んで声をかけていったりと、大学生になって子どもたちと話す機会がなかなか無い中で大人から小さい子まで幅広くコミュニケーションをとっていくので、そのコミュニケーションの力は私に限らずメンバー全員が得られたものだと感じています。また、対応力も大人数の子どもたちと一緒に何かをする中で、その場で判断して迅速に適切な対応ができるようになりました。

〇2021年度から活動が変わったという事でしたが、今までの活動とそれをどのように生かしていきたいか教えてください。
今までの活動はお誕生日会をメインでやっていたのですが、2021年度からは先に述べたように出張大工や催し物をメインでやってきています。これまでの活動内容とは全く違うものですが、子どもたちと一緒に何かをすることやゲームの企画を考える所などは変わっていません。子どもたちが一番に楽しんでもらえるように、お誕生日会をやっていた時に培った、子どもたちとの接し方や皆で協力して最後までやり通す力を、今後の活動でも生かしていきたいです。

〇これから取り組みたいことや目標についてお願いします。
このPJの目標は、『「楽しく学べる遊び」を通じて子どもたちに特別な時間を届ける』というものです。「楽しく学べる遊び」ということで、私たち自身も知識を身に付けていくために、勉強会を開いて幅広く知識を取り入れていきたいです。またこれからは、お誕生日会ではなくイベントとして活動していき、活動場所もより多くの所に行くため、自分たちがしていきたいことを取り入れつつ、活動範囲を広げていきたいです。例えば、出張大工ではイスづくりをメインでやっていますが、他にも作りたいものを取り入れたり、活動範囲を広げてより多くの経験ができたりするような、メンバー全員がスキルを増やせて、もっとやりがいのある活動をしていきたいです。

(インタビュー日:2021年9月21日、インタビュー担当:Lab.支援グループ2年・山下陽菜)


2021年9月30日
地域共生教育センター(421Lab.)所属の地域活動プロジェクトの魅力など、インタビューを通じて発信していきます。今回は「まち美化魅力向上プロジェクトClear」について、リーダーの伊東龍生さん(北九州市立大学法学部政策科学科3年)に話をうかがいました。

Aboutプロジェクト(以下PJ):
本PJは、ゴミ清掃を通して北九州市内の環境課題を解決し、市の魅力を向上させることを主な目的に活動しています。2020年3月までは特に「三萩野バス停」周辺で集中的に清掃活動をしていたため、このエリアの清掃を現在でも行っています。また、北九州市に本社を持ち、不動産業を行っている株式会社ミクニ様と連携し、新たに活動をスタートしました。

〇自己紹介をお願いします。
法学部政策科学科3年の伊東龍生です。宮崎出身です。

〇PJの活動目的、社会的背景は何ですか?
このPJは清掃活動や地域活動を通して、北九州市の魅力を向上させることを目的に活動しています。今でも十分に北九州市にはたくさんの魅力的な場所や生活があります。それらを大事にしつつも、さらに魅力的なものになるように地元の企業であるミクニ様と協力して日々活動しています。昨年度新しく始まったばかりのため試行錯誤ではありますが、北九州の魅力を活かせるように頑張りたいです。

〇あなたのPJ活動のやりがいは何ですか?
メンバーとともに考えた企画が成功した時に活動をしていてよかったと感じます。メンバーも8名と多くはないため一人一人のアイデアが実現しやすく、それぞれが積極的に活動に協力してくれています。自分だけや一部のメンバーだけで作っていくのではなく、皆で考えていくからこそ成功したときはその喜びも大きいものがあります。

〇PJ活動によって何が得られますか?得られましたか?
計画力と普段の学生生活では得ることができない経験が得られたと思います。計画力については活動の企画発案から達成まで自分たちで決めるため、円滑に事を進めるには逆算して計画的に進めなければならず、これを繰り返していくことで自然と力が身につきました。経験については普段の学生生活では実際に社会で働いている方と関わることはありませんが、この活動でミーティングや対談を通して関わることができ、貴重な経験が得られたと感じています。

〇PJ活動をしていく中でどのような変化、成長がありましたか?
始めた当初はコミュニケーション力向上や就職に向けての話題作りといった自分のために活動をしていましたが、メンバーと活動しているうちに、感謝してくる人のためやこのメンバーのために頑張ろうという思いに変化していきました。自分のことももちろん大切ですが、他人のために頑張ろうと思えたように精神的な部分で成長したと思います。

〇今までの活動で一番心に残っていることは何ですか?
今年の前期の活動で行ったアンケート作成です。新しいPJになったのに昨年はコロナ禍もあり、具体的な新規の活動ができておらず、今年も手探り状態でのスタートでした。そのような中でもリモートで何かできないかを考え、ミクニの社員の皆様に私たちの活動を知ってもらうためにもアンケートの作成を行いました。初めての具体的な活動ができたこととコロナ渦でも工夫できたため、印象に残っています。

〇これから取り組みたいことは何ですか?(コロナ収束後)
今は清掃活動が中心ですが、ミクニの社員さんや地域の人と交流する活動を行っていきたいです。清掃活動は前PJから長年行ってきて継続していますがコロナの影響もあり、ミクニさんを巻き込むような大きな活動がまだできていません。また、ミーティングもオンラインなので可能になったら対面でも行い、さらに連携を強化していきたいです。

(インタビュー日:2021年9月20日、インタビュー担当:Lab.支援グループ2年・熊川絢斗)


2021年9月27日
421Lab.所属の地域活動プロジェクトの魅力など、インタビューを通じて発信していきます。
今回は「421Lab.英語で遊ぼうプロジェクト」について、リーダーの江口千里さん(北九州市立大学地域創生学群2年、421Lab.学生運営スタッフ)に話を聞きました。

Aboutプロジェクト(以下PJ):
「421Lab.英語で遊ぼうPJ」は、園児との交流を通じて幼児教育について深く学ぶPJです。園児と一緒に体を動かして、英語教育や異文化理解教育を行っています。学生が主体となって色々なイベントの企画を行い、年間行事に合わせて英語で絵本の読み聞かせをしたり、歌を歌ったり、ゲームをするといった活動をしています。

〇自己紹介をお願いします。
北九州市立大学地域創生学群2年の江口千里です。出身は大分県宇佐市です。「421Lab.英語で遊ぼうPJ」は、今年から421Lab.の所属PJとしての活動をスタートしました。これまで以上に活動できる機会が増えて、メンバー一同やる気に満ち溢れています。

〇PJの活動目的、社会的背景は何ですか?
2020年より小学校3・4年生から「外国語活動」が正式に必修化され、5・6年生からは「外国語」といった教科になりました。こういった社会的背景から英語で遊ぼうPJは、小学校入学前から簡単な英語を学ぶことで、小学校から始まる英語教育に苦手意識なく、楽しく感じてもらえるようにすることを目的として活動しています。

〇あなたのPJ活動のやりがいは何ですか?
企画から教材の準備まですべて学生で行っているので、画用紙に絵を描き、歌を覚えるなど、大変なこともありますが、園児と交流して楽しんでもらえている姿を見ると頑張って良かったと思えます。また、保育園に行くと園児が私たちのことを名前で呼んでくれたり、前回の活動で覚えた英単語を言ってくれたりしてくれた時にこの活動をやっていてよかったと感じます。

〇PJ活動によって何が得られますか?
活動を通して、子どもとの接し方はもちろん保育園の先生方ともお話しできる機会があるので、会話力や説明力が身につくと感じています。特に、園児との接し方はとても難しく、わかりやすくはっきりと喋ることが大切だと考えているので、発表する力や伝える力も身につくと思います。

〇PJ活動をしていく中でどのような変化、成長がありましたか?
初めて園児と接したときは、困惑することが多くてうまく活動を進めることができませんでした。しかし、先輩やメンバー、保育園の先生方に助けていただきながら少しずつ園児との接し方を学んでいきました。初めの頃は自信がなく、戸惑うことが多々ありましたが、その戸惑いが園児に伝わるということがわかり、徐々に園児たちとうまく関われるようになりました。

〇今までの活動で一番心に残っていることは何ですか?
今までの活動の中で1番心に残っていることは、先ほどもお話しましたが、前月の交流会で覚えてもらった英単語を園児が使ってくれたことです。園児が覚えてくれていることへの感謝の気持ちと子どもの記憶力の良さに驚きでいっぱいでした。これからも園児の記憶に残るような活動をしていけたらと思います。

〇これから取り組みたいことは何ですか?
今年度からたくさんの新しい活動を予定しています。そのため、一つ一つの活動を丁寧に行い、園児たちの思い出となるような活動ができればと思っています。今年から英語を通じた交流だけでなく、保育園の行事にも参加させていただけるようになり、PJの活動をとても楽しみにしています。

(インタビュー日:2021年9月8日、インタビュー担当:Lab.支援グループ2年・森本優梨花)


2021年8月27日
421Lab.所属の地域活動プロジェクトの魅力など、インタビューを通じて発信していきます。今回は「421Lab.いぬねこプロジェクト」について、リーダーの山波郷華さん(北九州市立大学地域創生学群2年、421Lab.運営スタッフ)に話を聞きました。

Aboutプロジェクト(以下PJ):
NPO法人「門司港レトロ犬猫を守る会」の譲渡会のボランティア活動を中心に、学生という目線で北九州の犬猫の殺処分に関する勉強会を行っています。また各週土日祝日に、小倉北区にあるカフェ併用型猫シェルターの運営を手伝っています。

〇自己紹介をお願いします。
421Lab.いぬねこプロジェクトでリーダーを務めています山波郷華(地域創生学群2年、421Lab.学生運営スタッフ、宮崎県出身)です。慣れないなりにたくさん活動を考えたり、メンバーと楽しく頑張っています。ぜひ421Lab.いぬねこプロジェクトにご注目ください!!

〇PJの活動目的、社会的背景は何ですか?
私たちは「人と犬猫のよりよく共生できるような社会を目指す」という目的のもと、活動を行っています。飼い主の無責任なしつけや行動、周辺にいる野良犬、野良猫への対応を知らないことから、現在もわんちゃん、ねこちゃんが愛護センターに引き取られるという現状を踏まえて、私達の意識を向上するための勉強会や地域の人に向けての啓発活動などをしています。

〇あなたのPJ活動のやりがいは何ですか?
私のPJのやりがいは、実際にいぬねこに触れながら活動をするところだと思います。私達の活動の中で、受け入れ先のドッグカフェに行き、わんちゃんたちのお散歩・お世話をするという活動があります。そこでは実際に、受け入れ先の方のレクチャーやいぬねこに対しての思いを聞きながらワンちゃんたちと触れ合うことができるので、学生としても受け入れ先との深いコミュニケーションや、身に染みて学ぶという点がこのPJのやりがいだと思います。

〇PJ活動によって何が得られますか? 得られましたか?
このPJでは実際に受け入れ先の方と一緒にわんちゃんたちと触れ合いながら行う活動があります。そこでは、いぬねこに対する真剣な思いや、現状に対する苦悩など受け入れ先の方と深く話をすることができます。そのため、私は「誰かのためにできることは何か」という考え方を得ることができたと思います。自分の寝る間も惜しんで出産を迎えているワンちゃんの様子を見たり、足腰が悪いワンちゃんたちのお世話をしている野田さんの姿や気持ちを聞いたりすることで、そういった考え方を持つことができました。

〇PJ活動をしていく中でどのような変化、成長がありましたか?
問題を「自分ごと」として見ることができるようになりました。いぬねこPJでは野良猫や野良犬、ペットなど自分たちの身近な問題について考えることが多いです。野良猫も大学の近くにいてよく戯れたりしますし、わんちゃんやねこちゃんを飼うということは将来絶対ないわけではありません。そのため、自分の考え方がわんちゃんやねこちゃんだけではなく、社会にもどういった影響を及ぼすかということを考える機会が増えました。「自分は対象ではないから」ではなく、自分にも起こりうることとしてどんな問題に対しても「自分ごと」として捉えることができるようになりました。

〇今までの活動で一番心に残っていることは何ですか?
つい最近、活動中に赤ちゃんが生まれたことです。実際に立ち会うことはできなかったのですが、動画で出産の一部始終を見せてもらいました。現在はその赤ちゃんたちの成育に携わらせていただいているのですが、画面越しに見た命に実際に会えた瞬間や、触れたときはとても興奮していたのを覚えています。

〇これから取り組みたいことは何ですか?(コロナ収束後)
今後はイベントや鞍手に新しくできる犬カフェのお手伝いなど、受け入れ先との活動の幅を増やしていきたいです。また、ドッグセラピージャパンさんが行っているラジオ番組での対談や、動画作成、Tシャツ作成など、自分たちについて知ってもらったり、自分たちが学んできたことを地域の方にお伝えする啓発活動をしていきたいと思っています。自分たちが伝えたいこと、できることを中心に、様々な活動に取り組んでいきたいと思います。

(インタビュー日:2021年6月21日、インタビュー担当:Lab.支援グループ、2年・熊川絢斗)


2021年8月2日
【国際交流プロジェクトFIVA】街歩きin門司・下関

 7月17日、北九州YMCAの留学生と「街歩きin門司・下関」を実施し、地元北九州での交流を深めながら、留学生の思い出づくりのお手伝いをした。
屋外少人数グループ制の密を避ける試みであったが、コロナ禍の窮屈さを感じさせない豊かな交流にできたのではないだろうか。当初は45分より街歩き開始の予定だったが、前倒しで集まったグループから開始という流れになった。降り続く小雨の中各々自己紹介を済ませ、門司港グループはそのまま、下関グループは船やトンネルをたよりに街歩きを開始した。グループによっては地元が門司のメンバーがいて観光に際しては不足無しだったり、留学生と意見を交わしながらその都度気になった場所を巡るグループだったりと、街歩きスタイルは様々であった。その際事前に用意されたしおりはとても役に立った。16:30には全員が駅前に集合し、写真撮影や反省会をした。そのころには雨も完全に止んでおり、撮影には申し分ない天候だった。留学生からは、「メンバーが親切だった」「初めての場所で新鮮だった」など、普段はできない貴重な体験ができたという感想をもらうことができた。感染防止対策を行いながらの活動の中、充実度の高い内容にできたのではないだろうか。
(外国語学部英米学科2年 牧内優樹)

活動写真

街歩き 1 県境での一枚

街歩き 2

街歩き 3

街歩き 4

街歩き 5 全体写真

2021年7月29日
421Lab.所属の地域活動プロジェクトの魅力など、インタビューを通じて発信していきます。今回は「地域クリーンアッププロジェクト」リーダー・伊礼門叶さん(北九州市立大学法学部3年)にお話をうかがいました。

About地域クリーンアッププロジェクト:
このプロジェクト(以下PJ)では、「繋がり・楽しさ・環境」をテーマに地域の清掃を行なっています。また、地域の環境美化に力を入れている企業様とのコラボ清掃やモノレール駅周辺の清掃活動などを行なっています。

〇自己紹介をお願いします。
法学部政策科学科3年の伊礼門叶です。沖縄出身です。趣味は読書や映画を見ることです。好きな本はFさんの「20代で得た知見」、映画は「ワンダー君は太陽」が好きです。よろしくお願いします。

〇PJの活動目的、社会的背景は何ですか?
ゴミ拾いという活動によってそれを見た人がゴミを捨てづらい環境にすることによる治安向上になればと思い、活動しています。
また、人と人との交流を大事にしており、北九州市立大学の学生のみでなく、社会人や高校生の一般参加も行っており、地域の関わり合いの場になって欲しいと思っています。

〇あなたのPJ活動のやりがいは何ですか?
週一の活動なので、1週間のうちに起こった出来事をお互い話すのにちょうどよく、程々の関係性を維持できることはやりがいの一つになっています。
他にも、大学のことでいえば、他学科との交流が少ないので、クリーンアップを通して交流できるのは嬉しいですし、一般の方も参加されるので、「初めまして」の人と色々会話できることがやりがいとなっています。

〇PJ活動によって何が得られますか? 得られましたか?
人と関わることが多くなったので、会話することが得意になりました。またゴミ拾い活動を行っていく中でゴミ問題だけでなく、環境問題についても興味を持つようになりました。

〇現在、社会的な問題になっている環境汚染に関して、どう感じていますか?
環境問題に対しての実感はあまり湧かないですが、社会的に環境の保全を義務とする動きがあるのは注目しています。今後、企業に就職する中で、環境に対してどういう活動方針をとっているか、考えをしているかは会社選びの項目に組み入れられる程、その重要度は増しているので社会の流れに乗るために、自ら勉強をしたり、取り組みを行ったりしています。

〇PJ活動の中で、地域の様子で何か変わったことはありましたか?
ゴミ拾い活動は中々、成果を確かめることができないですが、楽しく会話しながらクリーンアップのビブスを着て活動を行っているので、ゴミを捨てづらくする気持ちにはさせられていると思います。ポイ捨て抑制の啓蒙活動の要因になっていると信じています。また、成果が見えにくいからこそ根本的な問題である、どうすればゴミを捨てない地域になるかを考え、行動していこうという思いになっています。それが今年度の課題です。

〇PJ活動で大切にしていることは何ですか?
ボランティア活動=固くて真面目というイメージを取り除きたいので、ゴミ拾いは手段であって、参加者がゴミ拾いという時間を通して楽しんでもらうことを大切にしています。「笑いあふれる」と「クリーンアップの理念」を達成できていると思います

〇(コロナ収束後)これから取り組みたいことは何ですか?
ゴミ拾いを続けていき、その根本的などうすればゴミの量全体を減らせるかを考え、行動に移していきたいと思っています。また、地域とのコミュニティをこのクリーンアップから強く結びつけたいので、交流の機会を増やしていきたいです。

(2021年7月9日/インタビュー担当:Lab.支援グループ、1年・手嶋紘平、2年・山波郷華)


2021年7月27日
開発途上国の飢餓と先進国の肥満や生活習慣病の解消に同時に取り組む、日本発の社会貢献運動「TABLE FOR TWO(TFT)」の活動を北九大でおこなう「TFT×KitaQ Univ.プロジェクト」は、学食で「7月のTFTフェア」(期間:2021年7月12日~30日)をおこないました。

 7月のTFTフェアでは「TFTフェアのメニュー食べてみたよ」と報告してくれる人が増え、学内に貼ったポスターやSNSの投稿を見て、TFTフェアやTFTの活動について知ってくれている人が増えてきたのだと感じられました。学生がほぼ毎日利用する食堂でTFTフェアを行うことは、より多くの人に身近でできる国際貢献に参加してもらえると同時に、社会問題について日常の中で考えてもらうきっかけ作りができるのではないかと改めて感じました。
(文学部人間関係学科3年 岡崎 咲羽)

 私は今回初めてTFTフェアのポスター制作に携わりました。TFTメンバーに加入して1ヶ月も経たぬ上でのポスター制作だったため、正直不安でしたが、過去のポスターを参考に、TFTフェアの本来の役目を学生にどのようにすれば伝わるのか考えながらポスターを作成しました。そのポスターがフェアへ良い影響与え、それと同時に開発途上国の子ども達の学校給食に貢献する事を考えると、とても誇らしい気持ちになりました。これからの活動にも積極的に参加し、TFTに貢献したいです。
(文学部比較文化学科2年 古賀水希)

※いつもサポートくださっています北九州市立大の生協食堂のみなさまに感謝申し上げます。


2021年7月16日
西小倉小学校 平和学習【平和の駅運動プロジェクト】

 毎年夏に西小倉小学校の6年生と千羽鶴を作成し長崎県の城山小学校に届ける活動を行っている。長崎に落とされた原爆の第一目標地は小倉であったという事実。そして小倉に原爆が落とされた場合、爆心地に一番近い小学校は西小倉小学校であり、実際に長崎に落とされた原爆の爆心地に一番近い国民学校(当時の小学校)は城山小学校であったという事実をもとにこの活動が始まった。
 例年は児童と千羽鶴を作成するだけの活動となっていたが、今年は「なぜ西小倉小学校が千羽鶴を城山小学校に送っているのか」について考えてもらった上で、より平和への想いがこもった鶴を作成し城山小学校に送りたいと考えた。平和学習の内容や構成は学生が一から考え、「今も残る長崎原爆の遺跡」「西小倉小学校と城山小学校の繋がり」について児童と一緒に考えることとなった。
 平和学習当日、西小倉小学校の6年生と平和学習を行い、平和への想いを込めて折り鶴とメッセージカードの作成を行った。6年生の感想の中には「平和や戦争の話を聞くときはどこか堅苦しく感じていたけど、平和学習ではそれを感じることなく平和について考えることができた」という感想もあり、大学生だからこそ若い世代に、より平和について考えてもらうきっかけを提供することができた。
(地域創生学群地域創生学類 3年 田中小晴)


2021年7月13日
平和学習in北筑高校【平和の駅運動プロジェクト】

 421Lab.の7団体が福岡県立北筑高校にてSDGsに関連した実践発表を行った後、ワークショップを行いました。その中の私が所属している平和の駅運動プロジェクトでは、伝統芸能である小倉祇園太鼓を用いた平和イベントを開催したり、小学校での平和学習を行っていたりといった平和とSDGsの関わりに焦点を当てた活動を発表しました。ワークショップでは、「私たちにとって平和とは」、「私たちにとっての平和のためにできること」を学生間で話し合ってもらいました。高校生での視点で平和について考えていた班やSDGsに絡めた平和について話し合いを行えていた班もあり、それぞれの「私たち」で平和について深く考えてもらうきっかけになったように感じました。授業後に記入してもらったワークシートを見てみると、「SDGsや平和は私たちの身近にあることがわかり、その身近なものができるようにしていきたい」などSDGsや平和が身近であることやそれらを実践していくことは身近なことから始められるということが伝えられたと思います。その反面、短い時間であったことから高校生にとってSDGsや平和について深掘りできていないのではないかと感じた面もあるので、時間配分や授業を行う年齢に対しても授業内容やワークショップの内容を考えて、次に生かしていきたいと思います。
(地域創生学群地域創生学類 3年 羽迫 淳奈)


2021年7月14日
421Lab.所属の地域活動プロジェクトの魅力など、インタビューを通じて発信していきます。今回は「子ども食堂応援プロジェクト」リーダー・宮川実来さん(北九州市立大学文学部3年)にお話をうかがいました。

About子ども食堂応援プロジェクト:
このプロジェクト(以下PJ)では、子どもたちの孤食を防ぎ、安心して過ごすことができる居場所を提供することを目的として設立されました。子どもたちと遊び、宿題の手伝いをするだけでなく、クリスマスやハロウィンなど様々なイベントの企画や運営を行っています。

〇自己紹介をお願いします。
子ども食堂応援PJでリーダーを務めさせていただいています。文学部3年生の宮川実来といいます。北九州市出身です。趣味は好きなジャンルの音楽を聞くことと美味しいご飯を食べることです。よろしくお願いします。

〇PJの活動目的、社会的背景は何ですか?
現在でも貧困家庭の問題は解決されていません。また、共働きの両親が増え、少子化が進行し、一人でご飯を食べる子どもたちが増えてきました。何より数十年前と比べて地域コミュニティが希薄になってきているという問題があります。このような状況から、北九州市や地域の方々と協力して子どもたちの貧困や孤食の問題を改善し、安心して過ごすことができる第三の居場所づくりに貢献することを目的として活動しています。

〇どうしてこのPJ活動に参加しようと思ったのですか?
どのPJに参加しようか迷っていた時、子ども食堂応援PJで活動している先輩から紹介していただき、子どもたちを楽しませたり、地域のコミュニティを形成したりする素晴らしい活動内容に魅力を感じ、このPJを志望しました。また、将来、人を笑顔にさせる職業に就きたいと思っていたこともあり、子どもたちの笑顔を作ることができる活動をやってみたいと思ったのがきっかけでした。

〇あなたのPJ活動のやりがいは何ですか?
日常で子どもたちの楽しそうな姿を見た時や、PJの仲間とイベントを計画し、子どもたちの嬉しそうな姿を見ることができた時にやりがいを感じます。例えば、一緒に遊んでいて、ふとした時に子どもたちの無邪気な笑顔を見ると幸せな気持ちになります。クリスマス会でPJのメンバーたちと協力してカードを渡したときに「ありがとう」と直接言われたこともとても嬉しかったです。

〇PJ活動によって何が得られますか? 得られましたか?
実行力やコミュニケーション能力が得られます。まず、企画力についてですが、私たちのPJでは自分たちで考えて、季節のイベントや新しい企画を行っています。そして、その準備や実施に至るまでの運営も行います。そのような経験から計画を一貫して実行する能力を得られます。また、企画を実行していく中でメンバーと協力し、食堂では多くの子どもたちや地域の方々と関わっていく中で、コミュニケーション能力も身についていきます。

〇PJ活動をする上で気をつけていることはありますか?
子どもたちの動きやPJメンバーの悩みにいち早く気づくことです。子どもたちは皆、元気なので走り回り、時には転んでしまうこともよくあります。そのような危険を防ぐためにいち早く声かけをしたり、遊ぶスペースを分けたりして皆が楽しく遊べるように工夫しています。また、本PJはメンバーの人数も多く、役割分担して活動しているので、活動を円滑に行うためにも質問や相談にはいち早く対処しています。

〇一番印象に残っている活動はありますか?
子どもたちの誕生日会を行ったことです。その月に誕生日だった子どもたちは二人だけだったのですが、他の子どもたちも積極的に飾り付けやホワイトボードにお祝いの言葉を書く手伝いをしてくれました。ご飯をいただく前に大きな声で子ども食堂の全員でお祝いをしました。祝われた子どもたちもとても嬉しそうで、素敵な機会になりました。子どもたちの食堂の友達に対する友情や温かさを感じて胸がいっぱいになりました。

(2021年7月4日/インタビュー担当:421Lab.「Lab.支援グループ」2年・森本優梨花、2年・山下陽菜)



2021年7月13日
421Lab.所属の地域活動プロジェクトの魅力など、インタビューを通じて発信していきます。今回は「防犯防災プロジェクト(MATE‘s)」リーダー・吉﨑朱音さん(北九州市立大学経済学部3年)にお話をうかがいました。

About防犯・防災プロジェクト(MATE‘s):
このプロジェクトでは、「北九州を学生の視点から安全・安心なまちにしたい」という想いから、防犯・防災という切り口で活動を行っています。メンバーひとりひとりが他人事ではなく自分のこととして「まちの安全・安心」について考え、万が一のときベストな行動がとれるように、防犯・防災の視点から地域へ入り、コミュニティの活性化を図っています。

〇自己紹介をお願いします。
北九州市出身の、経済学部3年吉﨑朱音です。防犯防災プロジェクト(以下PJ)のリーダーをしています。旅行と貯金と寝ることが好きです。

〇あなたの所属するPJはどのような活動を行っていますか?
市内の市民センターや小学校などで、防犯・防災にかかわる活動を行っています。防犯部門では小学生と一緒にその小学校周辺でまちあるきを行い、地域安全マップを作っています。防災部門では市民センターなどで「あそぼうさい」を実施したり、小学校の避難訓練に参加しており、いずれも小学生やその保護者の方の防犯・防災意識向上を目的とした活動になっています。

〇あなたの所属するPJの活動の目的や社会的背景は何ですか?
大災害が増加したことで、現在「防災」が自治体の対応だけでは十分でなくなり、自分のことを自分で守るために日ごろから防災の意識を持ち、対策することが必要となりました。また、北九州市は犯罪の多さから、防犯の重要性も高い地域でした。今は減少傾向にありますが、各自が防犯意識をもつことは重要です。こうした社会的背景から、「地域住民及び大学生の防犯防災意識向上のきっかけづくり」を目的とした活動を展開しています。

〇あなたの所属するPJ活動のやりがいは何ですか?
このプロジェクトの活動は基本的に小学生・中学生を対象としたものが多くなっています。小中学生に向けた活動を行う中で、楽しく防犯や防災について学んでほしいという思いをもっているので、実際に小中学生が楽しそうにしてくれているのを見ると、企画してよかったなとやりがいを感じます。これからも小中学生たちに楽しい学びの場を少しでも提供できたら良いなと思います。

〇PJ活動で得た防犯・防災の知識を活かす場面はありましたか?
活動の中で、警察の方に最近起きた犯罪について伺うことや、災害に関する講義を受けることなどが増えたことで、自分自身も防犯・防災意識は向上したと思います。以前子どもたちと、「家庭内で災害が起こったとき危険な場所を考えてみよう」というワークをしたことがあるのですが、その際に自分の部屋の危険な場所を知り、対策をすることもできたので、このPJでの学びなどは自分の生活に直結する内容が多いなと感じています。

〇コロナ禍で活動はどう変わりましたか?
子どもや地域の方が大きくかかわる活動をメインに行ってきたので、やはり活動数が激減しました。受け入れ先の方が主催しているイベントなどは基本的に市民センターや小学校などで開催されていたので、ほぼすべてが実施できないような状況でした。コロナ禍では、自分たち学生の知識を深めることを目的とした勉強会やまちあるきなどを企画・実施し、対面活動の質の向上を図ることをメインの目的として活動していました。

〇これから取り組みたいことは何ですか?(コロナ収束後)
コロナが収束したら、やはり以前のように、小学生や中学生と楽しい時間を過ごせたら、と思っています。また、ずっとメンバーで計画している模擬避難所運営も実践できたら、と思います。コロナ禍で活動が制限されている中で、少しずつ対面の活動も実施できるようになってきて、このまま以前の活動が戻ってきたら良いなと思うし、その際には、コロナ禍に自分たちで行った勉強会で得た知識を存分に活かせる機会にしたいと思います。

(2021年7月2日/インタビュー担当:421Lab.「Lab.支援グループ」3年・大楠千晶、2年・貞方萌花)

2021年6月28日
421Lab.所属の地域活動プロジェクトの魅力など、インタビューを通じて発信していきます。今回は「TFT×KitaQ univ.」リーダー・川品日向子さん(北九大3年)にお話をうかがいました。

●About「TFT×KitaQ univ.」プロジェクト:
このプロジェクトでは、食の不均衡を改善するために、学食で「TABLE FOR TWO」(以下TFT)メニューを販売し、1食につき、売上の20円を途上国の子どもたちへ、給食1食分の寄付金として届ける活動を行っています。

〇まずは自己紹介をお願いします。
外国語学部中国学科3年の川品日向子です。出身は広島県で、好きな食べ物はトマトです。よろしくお願いします。

〇プロジェクト(以下PJと略)の活動目的、社会的背景は何ですか?
世界では全人口70数億人のうち、約20億人が食べすぎで肥満状態にある一方、約10億人は飢餓で苦しんでいます。この“食の不均衡”を解消するために、TABLE FOR TWOの活動があり、双方の人々の健康を食・食事を通して推進していくことを目的としています。その中で、私たちは主に校内のTFTの認知度を向上させることを目標に活動をしています。

〇PJ活動のやりがいは何ですか?
私たちの活動は主に広報活動になりますが、その宣伝効果を数値化することは困難です。しかし、TFTフェアを開催した際に、SNSでTFTについて投稿をしてくださったり、友人が「TFTメニュー食べたよ」と報告してくれたりすることで、自分たちの活動が届いていると実感することができ、やりがいを感じます。また、TFTの活動に参加するということは、社会貢献に繋がるので、PJ活動をすること自体にも、とても意義を感じます。

〇PJ活動によって何が得られますか? 得られましたか?
視野を広げることができました。1日3食きちんと食べられることは決して世界の常識ではありませんが、日本にいるとつい世界中の人が自分たちと同じような食生活を送っている気になりがちです。しかし、“食”に関する社会問題をPJで取り組んでいく中で、決してそれらは他人事ではないということを学ぶことができ、多くの社会問題に関心を持ち、自分も社会の一員だという当事者意識を持って、行動できるようになります。

〇PJ活動をしていく中でどのような変化、成長がありましたか?
以前は、社会貢献というものに対して、興味はあったものの、どのようにして関わったらよいかがわかりませんでした。しかし、TFTを通して、社会貢献活動に参加するということは、決して難しいことではなく、気軽にできるものだと知ることができました。そのため、自分にできる身近なことから、社会問題の解決に向けて、行動しようという意識に変わり、「この社会をもっとよくしたい」と思うようになりました。

〇今までの活動で1番心に残っていることは何ですか?
他大学交流会です。私たちと同じようにTFTの活動をされている他大学の団体さんとの交流は、お互いの活動の良い点や課題を見つけることができ、新たな発見とたくさんの刺激をもらいました。また、全国に同志がいて、それぞれが様々な思いや情熱をもって、TFTの活動に取り組んでいるということを知る機会となり、自分自身も意欲的・積極的に活動しようと思うきっかけになったからです。

〇コロナ禍で活動はどう変わりましたか?
2020年度は、大学生協食堂でのTFTフェアの開催が困難となり、TFTメニューを提供し、寄付するというTFT自体の活動を行うことができませんでした。しかし、TFTや“食”に関する社会問題について学ぶ時間を多く取れるようになったため、勉強会をしたり、オンラインで他大学交流会を行なったりしました。これにより、メンバーの知識を増やし、深めるということも重要視するようになり、この学びをSNSで積極的に発信していくように変化しました。

〇(コロナ収束後)これから取り組みたいことは何ですか?
TFTフェアを毎月開催し、校内でTFTに関する情報が常に目に入るように、広報活動にもさらに力を入れたいです。また、JICAへの訪問や、調理実習を行いたいと考えています。JICAFeで各国の伝統的な料理を学び、その料理を実際に調理実習で作ってみたいです。コロナ収束後は、大学生協食堂さんだけでなく、校外でもTFTメニューを提供できる場を増やし、より多くの方にTFTのことを知ってもらえる機会をつくっていきたいと思います。

(2021年6月19日/インタビュー担当:421Lab.「Lab.支援グループ」大楠・尾澤)


2021年6月26日
国際交流プロジェクトFIVA スポーツフェスタ

 6月26日(土)小倉北体育館にて、北九州YMCA学院の留学生と合同のスポーツフェスタを開催しました。学生・留学生計30名前後が参加し、6つのグループに分かれて尻尾取りゲーム・大繩・リレーを行いました。チーム対抗戦にすることで共通の目的を持ち、コミュニケーションを取るのに適していると考え、今回スポーツによる交流を企画したところ、留学生側も大学生側も「コミュニケーションがとれた」「たくさんいろんな話ができてとても楽しかった」などの声があり、競技もとても盛り上がっていたので良かったです。
僕は運営側としては初めての参加でした。運営する中でいろいろな課題が見えたけれど、それでも留学生が帰り際に楽しかったと言ってくれたのでうれしかったです。
優勝賞品には花火、日本ならではのお菓子、風船などを準備し、優勝チームが花火を手に入れられるなど賞品も一工夫できたのでそこも盛り上がった理由の一つなのではないかと思います。
この暑い時期にかなりハードなプログラムだったけれど、こまめに水分補給をしながら、暑さに負けないくらい白熱した戦いになっていました。次回も引き続き、感染症対策を徹底しながら留学生との交流ができるよう企画を考えていこうと思います。
(外国語学部国際関係学科2年 奥田凜太郎)


2021年6月26日
防犯・防災プロジェクトMATE’s 遊ぼう祭に参加

 6/26(土)に青葉市民センターの「遊ぼう祭」に参加しました。きちんと感染対策をした上で行えたのでよかったです。子どもたちは楽しそうに防災について積極的に学ぼうとしてくれるのでとてもやりがいがありました。
(防犯・防災プロジェクトMATE’s 1年 山岡大将)

2021年6月25日
地域クリーンアッププロジェクトが新たなメンバーを加え、大学周辺から北方市民センター周辺の清掃を再開しました!

初めてクリーンアップの活動に参加して、話しやすい雰囲気でとても楽しく充実している活動だと思いました。以前からボランティアに興味があり、大学生になったら参加したいと思っていましたので、実際に活動に移せて良かったです。そして実際に参加すると今まで気づかなかっただけで、多くのゴミが捨てられていることに驚きました。
地域にとってプラスなことを行っていると実感でき、ゴミも拾って自分自身すっきりできて、更に学年に縛られず皆と話せて、あっという間でした。これからも積極的に参加して、まだ一緒に活動できていない方たちとも交流を深めたいです。
(経済学部経済学科 1年 三浦 明日香)

今回初めて活動に参加しました。参加している人たちは静かで穏やかな人が多く、自分から積極的にいけない人でも活動しやすい雰囲気で、安心して一緒に活動できると思います。また他学科の学生さんと関われることはいい機会だなと思います。気づいたことは私たちがどれだけ頑張ってもゴミを捨てる人がいる限り、この活動が続くということです。ゴミを捨てさせないという根本的な問題を解決するべきだと思いました。ごみは人目に付きにくいことから茂みの中に隠されるように捨てられていることが多かったです。お酒の空き缶が特に多かったです。ゴミが少ない地域を参考にしてこの問題を解決したいです。
(外国語学部英米学科 1年 林 舞子)

クリーンアップに参加してみて、ゴミを拾うだけでなく他学年や同級生、他の科の人や先生とも楽しく会話しながら清掃できるので、とても有意義な時間が過ごせました。また、すれ違った方に「お疲れ様です!」と声をかけてもらえたことが嬉しかったです。時々臭いゴミにも出会いましたが、拾い終わった後は、とてもやりがいを感じました。今後も活動を通して、楽しみながら地域をきれいにし、貢献していけたらといいなと思います。今回、大学周辺のゴミを拾ってみて、タバコのゴミと植え込みに隠されたゴミが意外に多くて驚きました。一見、ゴミが目立たなくても、植え込みの中をよく見るとカンやペットボトルのゴミなどがたくさんあり、とてもショックでした。今後はゴミ拾いと同時に、ポイ捨てを減らす取り組みや、多くの人が楽しみながら、よりクリーンを意識してもらえるような活動ができるといいなと思いました。
(経済学部経済学科 1年 元藤 彩羽)

参加してみての感想は、見えないところにほど多くのゴミがあるということです。例えば道の隅の方であったり、草木の中であったりと普通に歩いていたら気づかないところにほど、多くゴミが捨てられていたような気がします。そういったところにも目を向けてゴミを拾うことが大切だと感じました。そうすることで、目には見えなくとも雰囲気は大きく変わると思いました。
(地域創生学群地域創生学類 1年・手嶋紘平)


2021年6月17日
まち美化魅力向上プロジェクトClearが、久しぶりに北九州市内の「三萩野バス停」定例清掃を再開

 2021年6月17日、私たちは北九州市内の三萩野バス停において、Clearの定例清掃を少人数で行いました。今回、私が気になったことはゴミの量、多さではなく、周りからの目線です。清掃をしていて周りからとても見られているなと感じました。清掃している間は、当たり前ではありますが、ゴミを捨てる人は誰もいませんでした。ということは、私が個人的に街を清掃することによって、道行く人にゴミを捨てられないプレッシャーを与えることができ、そのサイクルが上手くまわれば、結果的に街全体を綺麗にすることができるのではないかと思いました。
清掃が終わったとき、近所の方から缶コーヒーの差し入れをいただきました。ただゴミを拾っただけですが、良いことをすると必ず誰かは見てくれているんだなと感じました。お心遣い、ありがとうございます。
(土屋俊博・法学部政策科学科2年)

 久しぶりの定例清掃を終えて、自分の住む地域が綺麗になる喜びと清々しさを思い出しました。今までは主に「たばこの吸い殻」がゴミとしては多い印象でしたが、今回はペットボトルや瓶などのごみがかなり見られました。
また、清掃終了後に近隣の方から「いつも掃除してくれてありがとう」と褒めていただいてとても嬉しかったです。地域の人も見てくれていることを改めて知り、今後の活動も頑張っていきたいと思いました。
(松山陸聖・法学部政策科学科2年)

2021年5月10日
地域共生教育センター(421Lab.)の「TFT×KitaQ univ.プロジェクト」が特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalから感謝状をいただきました。

 本学の地域共生教育センター(421Lab.)に所属する「TFT×KitaQ univ.プロジェクト」(以下、プロジェクトと略)は、特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International(東京)がおこなう「TABLE FOR TWO」(以下、TFT)プログラムに寄付をおこないました。

当プロジェクトでは、世界の肥満と飢餓といった食の不均衡を少しでも改善すべく、本学生協食堂の協力のもと、「TABLE FOR TWOメニュー」を販売。1食につき、売上の20円を途上国の子どもたちへ、給食1食分の寄付金として届ける活動を2014年からおこなっています。今回86,200円の寄付をおこない、4,310食分の学校給食をアフリカ、アジアの子どもたちに届けることができました。

2021年3月29日
地域共生教育センター(421Lab.)の「子ども食堂応援プロジェクト」が「文部科学大臣賞」を受賞! その賞金を「子ども食堂ネットワーク北九州」に寄付しました。【子ども食堂応援プロジェクト】

 本学の地域共生教育センター(421Lab.)に所属する「子ども食堂応援プロジェクト」が、公益社団法人「修養団SYDボランティア奨励賞」で最高賞にあたる「文部科学大臣賞」を受賞し、去る3月29日に、その賞金を北九州市子ども家庭局が運営する「子ども食堂ネットワーク北九州」に寄付することになり、北九州市役所で贈呈式が行われました。
421Lab.の「子ども食堂応援プロジェクト」は北九州市内の子ども食堂の活動を応援する学生プロジェクトで、2016年からスタート。昨年は新型コロナによる影響でなかなか活動ができませんでしたが、そんな中でも、子どもたちに手紙を送るなどして絆を深める努力をしてきました。そうした活動が評価されて、今回「文部科学大臣賞」を受賞、その副賞となる賞金20万円を地域の子ども食堂支援に役立ててもらおうと、北九州市を通じて「子ども食堂ネットワーク北九州」に寄付しました。北九州市からは、「子ども食堂応援プロジェクト」に感謝状が贈られました。
「子ども食堂応援プロジェクト」のリーダーである長坂真帆さん(地域創生学群4年)は、「子ども食堂の活動がより活発になるようにこれからも仲間とともに頑張っていきたい」と意気込みを語ってくれました。