北九大ではこんなことを学べます

マネジメント研究科

タイトル 企業の良し悪しってあるんですか?
内 容 会計的な視点からは、企業の今期の業績が良いか、蓄えている資産があるか、金回りが良いか、の3つの視点から分析します。それらの結果として良い企業かどうかを判断しますが、何事もバランスが大事です。健康診断と一緒で、望ましい値があります。人も企業も、健康でなければ美しくは見えないので、日ごろの健康管理と診断が大事です。さらにその上で、人で言えば人望、企業なら社風や人事の方針、将来性とかいった定性的側面も踏まえて、およその評価が決まります。
タイトル 自治体など公共組織と民間企業の経営はどのような点が違うのですか?
内 容 自治体等の公共組織と民間企業の経営は、「ヒト」「モノ」「カネ」等の資源を使って、目的に応じて効率的、効果的に事業活動を行うという意味では同じです。
ただ公共組織は利益を追求する民間企業とは異なり、民間企業ではできない幅広い公益を確保するため、市場主義ではなく民主主義に基づいて活動します。そのため住民の代表である議会の決定が必要であり、また活動資金も強制的に徴収できる税金であるため、住民の視点に立ち地域特性に応じた柔軟な経営が求められます。
タイトル ソーシャルビジネスに成功の方程式はあるか?
内 容 ソーシャルビジネスとは、社会的課題をビジネス的手法で解決するというものです。これまでの行政頼みや無償労働としてのボランティア活動から脱し、継続可能な事業というかたちで社会問題に取り組む組織が増えており、成功例も多く見られます。一方で、失敗したりうまくいかずに悩むケースも数多くあります。いったい成功と失敗を分ける要因は何でしょうか? どうしたらうまくいくのでしょうか? 授業では、こうした問題意識を持ちながら、実際のソーシャルビジネスのケースを用いてディスカッションを行います。その成果をもとに自分なりのソーシャルビジネスの構想(企画)を作成します。
タイトル どんなリーダーが優れているんですか?
内 容 経営組織論の一つにリーダーシップ論があります。組織のリーダーがどのような行動をとると、部下が幸せになるのかを考える分野です。リーダーシップには、タスク志向の行動と人間関係志向の行動という2つの大きな軸があります。タスク志向とは、部下に仕事を割り当てて、期日までにやれとプレッシャーをかける行動です。人間関係志向とは、組織内のみんなが仲良くなるための行動です。みんなが仲良くする方がいいと一般的には言われますが、優れたリーダーは通常この両方を兼ね備えています。
タイトル なぜ企業間に収益性の差が生じるのですか?
内 容 この問いに対しては、主に経営戦略論の分野で長く議論されてきました。その直接的な答えは様々に挙げることができるでしょう。例えば、企業の技術力が高いとか、ものづくり能力が優れているとか、ブランド力があるといったことです。しかしながら、これだけでは不十分です。もう少し突っ込んで考える必要があります。つまり、なぜ技術力やものづくり能力、ブランド力が高いと収益性が高いのか?ということについて議論しながら学んでいきます。