お知らせ

北九大でカンボジアの産業人材を育成します!【広報係長日記】

本学地域戦略研究所が提案した「プノンペン都の産業人材育成体制の構築」が

JICA草の根技術協力事業(草の根パートナー型)に採択され、
平成29年10月に受託契約を締結し、事業を開始しました。

今後3年間、JICAからの事業予算(約7,300万円)を活用して、
現地指導や訪日研修等を実施します。
また、本学地域共生教育センター(421Lab.)と連携しながら
学生のスタディツアーなども実施予定です。


<プノンペン都の産業人材育成体制の構築事業の概要>
 カンボジア国の職業訓練大学Industrial Technical Institute(以下ITI)及び
工業高校ChumPou Vaon(以下CPV))をモデル校として、
「工場で働くための基本」の授業を行える教員を育成し、
これら教員が在校生及び地元製造業の経営幹部や工場管理者に
授業を継続して行うしくみを構築します。
また授業で使用したテキストを製本して、
全国の職業訓練大学及び工業高校に配布します。


それに先立ち、平成29年12月4日(月)に、
プノンペン都で事業関係者が集い、キックオフ・ミーティングを開催しました。
〈参加者> 北九州市立大学、JICAカンボジア、労働職業訓練省、
     ITI(職業訓練大学)、教育青少年スポーツ省、
     CPV(工業高校)、カンボジア日本人材育成センター

 
  <キックオフ・ミーティングの出席者>     <キックオフ・ミーティングの様子>


【カンボジアの現状】
 カンボジアの主要産業は、縫製業や靴製造などの労働集約型産業です。
多くの住民は、専門技術を必要としない組立作業、機械を使った単純作業などに従事しており、
低賃金労働を余儀なくされています。
住民の生活を豊かにするためには、裾野産業を育成し、
産業の高度化や多様化を図る必要があり、
そのためには、製造現場のワーカーの技能を高めるとともに、
生産ラインの管理や改善ができる現場管理者を早急に育成しなければなりません。


【工場で働くための基本とは】
 組織で働くための「ソフトスキル」(例えば、チームワーク、ホウレンソウ、規律遵守など)と
「ものづくりの基本」(例えば、生産管理、品質管理、5Sなど)からなり、
現地の日系企業でもっとも必要とされている分野です。

   
     <ITIでの実習の様子>           <CPVでの授業の様子>

   
        <現地の様子>              <雄大なメコン川>


<登録日>
2017年12月20日