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教員&ゼミ紹介

政策科学科のゼミ

政策科学科のゼミ紹介

担当 概要
申 東愛
(環境政策論)
ゼミでは、「環境問題」を切り口とし、「その原因と影響」について考えていきます。また、その背景にある「市場・政府・市民社会」の「関係」、環境問題をめぐる「政策過程」について議論します。具体的には「経済成長と廃棄物問題」、「都市とエネルギー問題」、「人間生活と地域開発」、「アジアの環境(日中韓)」、「アメリカやEUの環境政策比較」、「環境・ECO・交通・文化・国際交流・社会的企業・若者活動等をコンテンツとした地域活性化政策」、「環境ビジネスとISO」などが取り上げられています。これらのテーマについて新聞記事、現場調査(アンケート、観察、聞き取り調査)、SNS分析、統計データ、関連文献などから検証していきます。
田代 洋久
(都市・地域政策)
ゼミでは、「地域資源の活用による地域創造と地域(都市)の魅力形成」など都市・地域政策に関するテーマを扱います。地域政策に関するテキストや論文の輪読をはじめ、主要な政策トピックスに関する報告やディスカッションなどから構成されます。また、政策実践プロジェクトでは、歴史的町並みを活用した地域活性化や文化的資源の創造による観光まちづくりなど、公民協働による地域の経済的、社会的価値創出の試みに注目しています。 参加者には主体的な取り組みを求めるほか、考える力のレベルアップ、獲得された知識の体系化と統合化を目指します。
楢原 真二
(公共政策論)
政策研究を通して「社会貢献」「地域貢献」をすることを理念に掲げゼミ活動を行っています。公共政策研究の方法論や調査について学んだ後、実際に問題を抱えた地域に行って調査(アンケート調査や聞き取り調査等)を行い、地域に対して改善策を提案する(政策提言)活動をはじめ、一人暮らし高齢者の見守り活動などの地域貢献活動も行っています。
狭間 直樹
(福祉政策論)
社会保障(年金、医療、保育、介護、障害者福祉など)の政治・政策・行政を学びます。政府と民間(市場)の関係をテーマにあるべき制度を考えます。受講生による報告と議論以外に、市内の障害者福祉事業所を調査、支援する活動も行っています。
大澤 津
(政治学【政治理論】)
ゼミでは、国家と市場がこれまでにどのように形成され、現在どのように機能しているのかを、特定の政治的立場に立つことなく客観的に学び、その上で両者の適切なあり方を考察します。政治理論にとどまらず、経済学や歴史学に関するものなど、必要な文献を輪読し討論することによって、知識を吸収し、自ら考える習慣を身に付けます。また、定期的に個人指導(supervision)を行い、各人が興味を持ったテーマについて、個人で研究を進めていきます。これは問題発見、資料・情報収集、文章起案、提言の報告・発表のプロセスを繰り返すことで、社会人に必要な力を養うことも目指しています。
中井 遼
(比較政治学)
欧州政治を中心に、世界の様々な政治現象の実証的比較研究を行います。テーマとしては、政党政治と選挙、民族問題とナショナリズム、国際政治と国内政治の緊張/相補関係、などが多くなるでしょう。テキストや論文の講読を通じて勉強するだけではなく、自身の問題関心に沿った研究をデータ分析や事例分析を通じて進め、ゼミでの質疑や検討を経てより適切な理解と高い分析能力の涵養を目指します。
横山 麻季子
(行政組織論)
行政や地方自治体の考察、分析を深めるゼミです。1学期に「論理的にものを考える」「多角的に物事をみる」をコンセプトに、文献を輪読し、分析方法を学びます。2学期にはゼミ全体で共通テーマ(過年度のテーマは「ゆるキャラ比較」「地方自治体の外交」「震災復興」など)を決め、調査や議論を重ねながら掘り下げていきます。ゼミ生には2年間かけて卒論もしくはゼミ論というかたちで研究論文を書いてもらいますが、これも単なる個人戦ではありません。ゼミで研究報告することで、切磋琢磨し、またプレゼン能力の向上も目指します。研究テーマの設定は行政・地方自治体を含んでいればOK、自由度が高いゼミと言えるかもしれません。
上條 諒貴
(現代政治分析)
民主主義諸国における様々な政治現象について、首相や大統領、議員、官僚といった政治エリートの意思決定という観点から考えていきます。自分の関心対象について、これまで蓄積されてきた研究を収集し、正確に読んで学ぶことができるようになることにとどまらず、様々な環境下での戦略的な意思決定を理論化する数理分析や、数量的なデータを用いて仮説の検証を行う計量分析など、社会科学における理論的/実証的手法の基礎に触れることで、自ら別の説明を考えだし、その妥当性を評価する能力を身に着けることも同時に目指していきます。