学部学科・大学院

上江洲 一也/ウエズ カズヤ/Kazuya Uezu

所属 【学部】環境生命工学科
【大学院】環境システム専攻 環境バイオシステムコース
役職/職名 教授/環境・消防技術開発センター長
学位(授与機関) 博士(工学)(東京大学)
担当科目 【学部】微分方程式(1年後期)、基礎化学工学(2年前期)、環境分析実習(3年前期)、バイオインフォマティクス(4年前期)
【大学院】計算化学、計算化学特論
略歴 1992年3月 東京大学大学院工学系研究科化学工学専攻博士課程単位取得満期退学
1992年4月 東燃化学株式会社入社、技術部でエチレンプラント担当
1992年7月 博士(工学)(東京大学)取得
1993年4月 九州大学工学部助手
1999年5月〜2000年4月 ドイツ・ハイデルベルク大学に留学(Peter Comba教授)
2001年4月 北九州市立大学国際環境工学部 助教授
2007年4月 同学部 教授
専門分野 化学工学、分離精製工学、計算化学、界面科学

業績紹介

主要論文

1) T. Okobira, K. Miyoshi, K. Uezu, K. Sakurai, and S. Shinkai
Molecular Dynamics Studies of Side Chain Effect on the β-1,3-D-Glucan Triple Helix in Aqueous Solution.(分子動力学シミュレーションによる水溶液中のベータ-1,3-グルカンの側鎖が3重螺旋構造与える影響評価), Biomacromolecules, 9, 783-788 (2008)

2) H. Mizuki, K. Uezu, T. Kawano, T. Kadono, M. Kobayashi, S. Hatae, Y. Oba, S. Iwamoto, S. Mitumune, M. Owari, Y. Nagatomo, H. Umeki and K. Yamaga
Novel Environmentally Friendly Fire-Fighting Agent.(環境に配慮した一般建物用泡消火剤の開発), J. Environ. Eng. Manage., 17(6), 403-408 (2007)

3) K. Miyoshi, K. Uezu, K. Sakurai and S. Shinkai
Inter-Chain and Arrayed Hydrogen Bonds in beta-1, 3-D-Xylan Triple Helix Predicted by Quantum Mechanics Calculation.(ベータ-1,3-キシランの3重螺旋を安定化する分子間連結水素結合), Carbohydrate Polymers, 66, 352-356 (2006)

4) K. Uezu, Q. T.H. Le, S. Umetani and P. Comba
Molecular Modeling of beta-Diketones for the Separation of Aluminium(III) and Indium(III).(Al(III)とIn(III)の分離のためのベータジケトン誘導体の分子設計), Solvent Extraction Research and Development, Japan, 13, 161-173 (2006)

5) 三好賢太郎,上江洲一也,櫻井和朗,新海征治, 計算化学を用いた多糖/核酸複合体の構造検討, 高分子論文集, 63巻7号, 451-457 (2006)

6) H. Kawakita, K. Uezu, S. Tsuneda, K. Saito, M. Tamada and T. Sugo
Recovery of Sb(V) using a functional-ligand-containing porous hollow-fiber membrane prepared by radiation-induced graft polymerization.(放射線グラフト重合膜によるSb(V)の分離回収),
Hydrometallurgy, 81 (3-4), 190-196 (2006)

7) 上江洲一也,山川潤一郎,後藤雅宏
計算化学の援用によるアクチニドおよびランタニド元素分離のための二座配位抽出剤の分子設計, 化学工学論文集, 32巻1号, 1-5 (2006)

8) K. Miyoshi, K. Uezu, K. Sakurai, and S. Shinkai, Polysaccharide-Polynucleotide Complexes. Part 32. Structural Analysis of the Curdlan/Poly(cytidylic acid) Complex with Semiempirical Molecular Orbital Calculations.(計算化学的手法を用いた多糖−核酸複合体の構造解析), Biomacromolecules, 6, 1540-1546 (2005).

9) K. Miyoshi, K. Uezu, K. Sakurai, and S. Shinkai, Proposal of a new hydrogen-bonding form to maintain curdlan triple helix(ベータ-1,3-グルカンの3重螺旋を安定化する水素結合), Chem. & Biodivers., 1, 916-924 (2004).

10) K. Uezu, T. Kuwabara, M. Yoshida, M. Goto, S. Furusaki, Lanthanoid element recognition on surface-imprinted polymers containing dioleylphosphoric acid as a functional host(界面分子インプリント樹脂によるランタニド元素の分離), Anal. Sci., 20 (11) 1593-1597 (2004).

受験生向けメッセージ

みなさんがこれまでに培った基礎体力と基礎知力を大いに活かして、環境と生命に関わる分野に貢献できる場を提供します。大きな野望を持って、地道な努力を重ね、ぜひ「環境生命工学科」で才能を開花させてください。全力でサポートします。

企業メッセージ

高速・高選択的分離材料の調製や、計算化学を活用した材料設計および構造解析に関して、情報提供や共同研究が可能です。また、環境と消防防災技術に関する研究にも力を入れていますので、関連テーマがありましたらお気軽に声をかけてください。

研究内容・所属研究室紹介

1)細胞内情報経路を標的としたリン酸化タンパク質分離材料の創製
 界面分子インプリント法は、油水界面での分子の自己組織化を利用して分子認識能をもつ高分子を調製する手法です。この手法を用いて、細胞内の情報伝達において重要な役割を担っているリン酸化タンパク質を特異的に認識する高機能材料を開発しています。

2)計算化学的アプローチによる分子認識材料の設計
 計算化学は、研究者が鋭い洞察力により作業仮説を立てて計算を行い、その結果を実験事実と照らし合わせながら用いることで、材料設計に大きな威力を発揮します。この手法を用いて、様々な分子認識材料の設計を行っています。

3)生態系への影響を大幅に低減した林野火災用泡消火剤の開発
 林野火災は火災規模が大きく、安全面に加え、環境・経済面でも甚大な損害となります。泡消火剤の利用によりその被害を低減することが可能ですが、生態系への影響が懸念されています。そこで、消火能力に優れかつ生態系環境負荷を極小化した林野火災用泡消火剤の開発に取り組んでいます。

リンク集

北九州市立大学 環境・消防技術開発センター
(公財)北九州産業学術推進機構(研究者情報ページ)