学部学科・大学院

龍 有二/リュウ ユウジ/Yuji Ryu

所属 【学部】建築デザイン学科
【大学院】環境工学専攻建築デザインコース
龍 有二
役職/職名 教授
学位(授与機関) 工学博士(九州大学)
担当科目 学部授業:環境工学実験,環境設備実験,
     エネルギーと室内環境,環境統計学,
     見学ワークショップ演習,
     卒業研究,卒業設計

大学院授業:熱と空気の環境デザイン特論
     住宅づくり特論,建築エンジニアリングプラクティス,
     建築環境工学講究,特別研究
略歴 1981年 九州大学工学部建築学科卒業
1986年 九州大学大学院工学研究科熱エネルギーシステム工学専攻博士課程修了
1986年 九州大学工学部工学部助手(建築学科)
1990年 九州大学工学部助教授(建築学科)
1998年 九州大学大学院総合理工学研究科助教授(環境エネルギー工学専攻)
2001年 北九州市立大学国際環境工学部教授
専門分野 1.建築における自然エネルギー利用
2.温暖地における高断熱高気密住宅の温熱環境調査
3.蓄熱式空調システムの性能評価
4.高齢者福祉施設における温熱環境と利用者および入居者の生理心理に関する研究
5.微生物による室内空気汚染に関する調査研究

業績紹介

著書:共著(浦野良美,龍 有二 他)『住宅のパッシブクーリング〜自然を活かした涼しい住まいづくり』,森北出版,1991年3月
著書: 共著(浦野良美,中村 洋,龍 有二 他) 『建築環境工学』,森北出版,1996年6月
主な論文・研究報告:
“A Study on Environmental Characteristics of the Air-Conditioning System with Floor Thermal Storage”(躯体蓄熱空調システムの熱環境特性に関する研究),Y. Ryu, T. Watanabe, Y. Yoshitake, Y. Akashi, M. Hashimoto, Proc. of 7th Int. Conf. on Thermal Energy Storage, pp.361-366, 1997.6
「低環境負荷型住宅の設計を目的としたライフサイクルアセスメント」,龍 有二,林 徹夫,渡辺俊行,赤司泰義,野田美智子,日本建築学会環境工学委員会第29回熱シンポジウム,pp.69-74,1999年11月
「北部九州における住宅の空気質に関する研究」龍 有二,日本建築学会九州支部研究報告第41号,pp.185-188,2002年3月
「潜熱・顕熱式電気床暖房システムの設計・運転指針に関する提案」篠崎正弘,渡辺俊行,龍 有二,林 徹夫,日本建築学会環境系論文集,No.579,p29-35,2004.5
「北九州学術研究都市における環境共生団地構想と太陽光発電システムの導入効果」龍 有二,劉青栄,日本太陽エネルギー学会・日本風力エネルギー協会合同研究発表会,p227-230,2004.11
「二重床内吹込み方式を併用した躯体蓄熱空調システムの実証研究(その3)躯体蓄熱運転条件がシステム性能に与える影響」龍 有二,相楽典泰 他,,空気調和・衛生工学会九州支部研究報告第13号,p97-p1001、2005.5
「日射負荷の大きな建築空間に採用された省エネルギー手法の有効性について」龍 有二,小島昌一,日本建築学会九州支部研究報告 第45号・2,P209〜P212,2006.3
「温暖地における基礎断熱住宅の床下空間の形態と利用法が温熱環境に与える影響」劉 青栄, 龍 有二, 香川 治美,兒島 孝徳, 日本建築学会環境系論文集,2006年7月, No.605, p.31〜p.38
“Study on Air-conditioning System with Building Thermal Mass Storage Using Raised Floor”, Yuji Ryu, Qingrong Liu, Proceedings of the Yellow Sea Rim International Exchange Meeting on Building Environment and Energy (YSRIM2), Jan. 2007, p.42〜p.47 
「省エネ手法を採用した既存事務所ビルの実測解析と建物環境性能評価」瓜生陵太, 龍 有二, 香月憲昭, 日本建築学会九州支部研究報告 第46号・2、2007年3月, P.501〜P.504
「高齢者福祉施設における温熱環境と利用者の心理反応に関する研究」姜 燕、龍 有二、香川治美,日本建築学会環境系論文集,第73巻,624号,P191-P197,2008.2
「北九州市における授乳室の現状と利用評価に関する研究」石田さおり,龍 有二,日本建築学会九州支部研究報告第47号・2、2008年3月, P21〜P24

受賞等
第20回空気調和・衛生工学会振興賞技術振興賞受賞「博多駅南Rビルの省エネルギー手法と床吹出し型躯体蓄熱空調システム」(2006年5月)
SHASE(空気調和衛生工学会)技術フェロー授与(2007年5月)

受験生向けメッセージ

家づくり、ビルや各種施設の設計施工、街づくりなどの分野において、環境・エネルギーの問題に対処するための専門的な知識と技術が重要になっています。本研究室ではこのような分野で活躍するための環境とエネルギーに関する充実した教育を提供します。この分野に興味や関心をもつ学生の応募を期待します。

企業メッセージ

建築における自然エネルギー利用システムや蓄熱式空調システム(特に、建築躯体の熱容量を利用した蓄熱式床暖房システムや躯体蓄熱空調システム)について研究を行っています。住宅における燃料電池システムの有効性についても研究を進めています。また、環境共生住宅のLCA(ライフサイクルアセスメント)や、断熱・気密・換気・省エネに配慮した高性能住宅の設計指針づくりに取り組んでいます

研究内容・所属研究室紹介

●研究内容
1.太陽熱・光、地中冷温熱、通風、蒸発潜熱などの自然のエネルギーを活かした建築環境計画および冷暖房システムについて研究する。
2.九州地域における高断熱高気密住宅の適合性と改良点について研究する。
3.電力負荷の平準化を目的とした氷蓄熱システムや躯体蓄熱システムについて、高性能システムの開発とともに、評価手法を確立する。
4.高齢者福祉施設の利用者を対象に、高齢者の温冷感を中心とした生理心理 の特徴について検討するとともに、20代30代の若年者と比較する。 
5.事務所および住宅における空気中の浮遊微生物(真菌および細菌)濃度を調査し、室内の微生物汚染の予測と予防に役立てる。
6.戸建住宅にコージェネレーションあるいは太陽光発電システムを導入した 場合の経済性、省エネ性、環境負荷削減効果を総合評価する。
●研究室紹介
※在学生および研究テーマ(2008年現在) 
【博士後期課程】
・D3 姜燕(高齢者福祉施設の温熱環境と利用者の生理・心理に関する研究)
・D2 松鵜悟実(微生物に室内空気汚染に関する研究)
【博士前期課程】
・M2 安藤 圭佑(太陽光発電システムの長期実績調査と劣化モデルに関する基礎的研究)
・M2 長澤 努(既存事務所ビルに採用されている省エネシステムの実績データ解析および総合環境評価)
・M2 劉 文坤(床暖房を採用した高齢者福祉施設の暖冷房システム運用改善手法)
・M1 永吉美和子(里山を囲む戸建住宅団地の総合環境調査)
・M1 楊 洪雷(ライトシェルフの光・熱環境評価)
【卒論生】
・B4 大庭慶祐(戸建住宅における高効率エネルギーシステムに関する研究)
・B4 新岡裕治(伝統的家づくりの伝承を目的とした室内熱環境改善手法の提案)
・B4 桑本大将(地中冷温熱利用システム(クールピット)の設計指針に関する研究) 
・B4 山下留奈(北部九州における酷暑期の高齢者住宅温熱環境)
・B4 劉 シブン(病院の夏季温熱環境調査およびエネルギー消費量解析)   
    

学会活動等

・空気調和衛生工学会九州支部 副支部長
・空気調和衛生工学会編集委員会委員
・日本建築学会九州支部環境工学委員会委員
・日本建築学会設計気象データ小委員会委員

リンク集

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