付属機関・施設

計測・分析センター

計測・分析センターとは

 さまざまな物質や現象を予測・分析するための高性能の機器を備えた施設です。
 「透過型電子顕微鏡(TEM)]や「核磁気共鳴装置(NMR)]など、約40種類の機器を配置し、主に化学・バイオ分野などの教育・研究に活用しています。

計測・分析機器の機能及び用途

画像「表、機器の機能・用途」
画像「表面・物性」
画像「物理化学機器」
画像「有機分析」
画像「物理計測」

計測・分析機器の紹介

透過型電子顕微鏡(TEM)

写真「透過型電子顕微鏡」

試料に電子線を照射して、そのまま試料を透過する電子を結像させることにより、試料内部の微細構造を観察することができます。
このTEMは、0.1nmの解像度を有し、“ナノテクノロジー”創製の一翼を担います。

電界放射型走査型電子顕微鏡(FE−SEM)

写真「電界放射型走査型電子顕微鏡」
 試料に電子線を照射して、試料表面から発生する2次電子を検出することにより、
料の表面形態を観察することができます。
通常のSEMに比べ電子ビームが細く絞れるため、超高分解能観察が可能です。
このFE-SEMにはエネルギー分散型分光分析計(EDS)が取り付けてあり、表面形態観察と同時に元素分布マッピングが可能です。

粉末X線回折装置(XRD)

写真「粉末X線回折装置」
 発生させた特性X線を試料に入射して、回折したX線の強度を測定することによって、原子・分子が空間的に規則正しく配置している結晶の構造を知ることができます。
このXRDには示差走査熱量計(DSC)を取り付けることができ、温度変化に伴う結晶の構造変化をリアルタイムに測定できる画期的な装置です。


写真「分析装置」  写真「くし型高分子薄膜」
▲くし形高分子薄膜のSEM写真
0.5〜1μmの幅を持つ繊維状組織が配列した高次組織


核磁気共鳴装置(NMR)

写真「核磁気共鳴装置」
 物質を磁石(静磁場)の中に置くと、物質を構成している原子核がその種類によってある特定の周波数の電磁波を吸収する現象(核磁気共鳴)を利用して、物質がどのような原子で構成され、どのような構造をしているかを調べることができます。
主に水素[1H]と炭素[13C]のNMRが、有機物の分子構造解析に利用されています。
センターには、2台のNMRが完備され、500MHz NMRは最先端材料分析用に、300MHz NMRは汎用および教育用に活躍します。

飛行時間型質量分析計(TOF−MS) (液体クロマトグラフ付)

写真「飛行時間型質量分析計」
 試料をイオン化したあと高真空中で高電場によって加速すると、質量の小さい分子は速く飛行し、質量の大きい分子は遅く飛行します。
そこで、試料分子が検出器に到達するまでの飛行時間を測定すれば、質量を精密に測定できます。
このTOF-MSは“ミリマス”と呼ばれ、環境中に存在する超微量成分の分離・定量に威力を発揮します。


写真「分析装置モニター画面」  写真「分析中」


特殊実験棟 機械系
特殊実験棟 建築系
加工センター
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